jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

フェイスシールドを「透明封筒」と「帽子留めクリップ」でもっと簡単に

「キャップとラップでフェイスシールド」と書いたあと,ほかの材料を探してみた。

 実は家には“透明シールド”に使えそうな透明のアクリルシートがあった。実際に顔に合わせてみると,ドラマにでも出てきそうなフェイスシールドができそうだった。しかし,弾力と反発力が意外に強く,しっかり固定しなければならないと感じた。

 フェイスシールドが必要になるのは,PCR検査や医療現場など,「移ってはならない」場面である。自分にとって最も関連がありそうなのは,家族に症状が出て自宅で看護したり,陽性と判定されてから軽症で自宅療養する場合の看護する側であり,フェイスシールドをつけて外出するというところまではまだ事態が逼迫していないため,本格的なフェイスシールドを工作するところまではまだ手が出ないと思っている。

 フェイスシールドを作成する場合,顔との距離を少し空ける必要があると書いた。シートやフィルム材料に紙程度のコシがあれば,額のカーブを使って空間を空けられることがわかったので,ご紹介したい。ほぼ,節分の鬼のお面みたいな感覚である。

 まず透明シートは,メール便やダイレクトメールなどで送られてくるA4サイズの透明封筒を使うといい。家庭に送られてきても,ほとんど捨てている材料である。紙程度のコシがあり,しかも透明度が高い。意外に傷も少ない。

 長辺の一方の端にゴム紐を取り付ける。とりあえず粘着テープで取り付けて,頭のサイズに合わせてみる。長さが決まったら,ボンドで固定するといいだろう。

 別の方法として,これも100円ショップに売っている場合があるが,帽子が風で飛ばないようにする帽子留めクリップを使うと,透明封筒の端をくわえるだけでほぼいい長さになる。くわえる場所を簡単に変更することもできて便利である。

 この透明封筒を使う方法のいいところは,とにかく軽いことである。おそらく,市販のフェイスシールドはそれなりに重さがあるが,透明封筒はとにかく軽い。裏と表を分けると2枚取れ,さらに軽くなり,透明度も上がる。

 コシがあるが軟らかいので,メガネを必要とする人はその上に被せてもメガネを強く押し付けられることがない。

 メガネを使う場合,メガネのツルに直接固定することもできる。両側のツルとセンターの3ヵ所に両面テープを使って貼り付けるだけである。これも実に簡単だ。普段メガネを使わない人も,伊達メガネに取り付ける方法もある。

 こちらは,動画にするほどのものでもないように思われる。医療関係者の方には,ぜひオススメしたい。万が一の自宅療養での看護をする場合も,利用してみてほしい。