jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

イケてないVRゴーグル

新型コロナウイルス対策の一つとして,日本で唯一人,フェイスシールド付きキャップを着用をしている筆者であるが,人の頭部周辺にいろいろな情報機器を着用することについても関心が高い。これまでもいろいろなことを妄想し続けている。

 今は当たり前になったBluetoothイヤホンだが,筆者はカセットウォークマンの時代からヘッドホンの無線化を実現していた。当時の無線といえばFM電波しかなかった。ヘッドホンにAM/FMラジオを組み込んだ製品があり,この特定の周波数にウォークマンからFM電波で送信してヘッドホン側で受信する。クルマの中でこれを実現するのがFMトランスミッターだが,いまはBluetoothでつなげる時代になっている。

 GoProが爆発的に売れているが,このようなアクションカメラも小型ビデオカメラの時代から試している。頭には付けられなかったが,バイクのハンドルや後ろの荷台にくくりつけ,あちらこちらを走って映像を記録した。日光いろは坂の映像はバイクの加速音とともに記録されている。もちろん今のGoProとは画質は比較にならず,振動をモロに拾って画面が揺れている。今の時代はいいなと思う。

 同じく映像系では,小型カメラをメガネに取り付けていろいろなことができないか妄想していた。その後,世の中には「スパイカメラ」なる怪しげな製品が出てきて,この構想を発展させることは控えていたが,google glassの登場によってAR(拡張現実)の世界の開発に一気に火が点いた。メガネの前に小さいディスプレイを設置し,そこに情報を表示して現実の風景に重ねて情報表示するヘッドマウントディスプレイは,もともとは軍事用で戦闘機パイロットが使用していた。ドラゴンボールスカウターとしても登場し,一般社会では工場やダムなどでの点検作業や組み立て作業の指示などで使われている。

 さて次に登場したのが,VR(仮想現実)の3Dゴーグルである。パソコンにつないで使うものと,スマートフォンの画面を2分割して立体映像を表示したものを直視するタイプがある。

 スマホ用は,最近では100円均一ショップでも販売されており,いろいろ試してみた。コンテンツとしては,ゲーム,風景が提供されていたが,正直それ以上のものがなかった。実際試してみたが,安いゴーグルだったせいかもしれないが,自然な3D映像を見ることはできなかった。直視型のため,老眼が進んだ筆者には難しいものと思われる。

 一方,PC用は両眼のディスプレイに独立して信号を入力し,ディスプレイの位置や視度も個別に調整できるため,自然な3D映像が得られることが期待される。しかし,価格が数万円以上になり,試聴をしない状態での通販での購入はためらわれたため,まだ購入には至っていない。画素数もフルハイビジョンがようやく登場したが,価格はさらに高くなる。

 購入をためらう理由はもう一つある。それはVRゴーグルがデザイン的に「イケていない」からである。特にスマホ用は,顔の前に大きな塊を付けるため,どうしても不自然に見える。顔に密着させるため蒸れてくる。またVR専用であり,AR用としては使えないため,コンテンツの少なさと相まって導入意欲が湧かない。

 そこで提案だが,フェイスシールド付きキャップの経験から,キャップやヘルメットと組み合わせてデザインをまとめるのである。

 スマホVRゴーグルは,ヘッドバンドで顔の前にゴーグルを固定する。ゴーグルがある程度重たいので,頭の上にも1本バンドをかける方式が多い。それほど不安定なのである。

 それならば,いっそ,帽子をベースに考えてはどうだろうか。筆者が被っているフェイスシールド付きキャップのキャップは,筆者の頭にピッタリ合っている。実は,髪の形にクセが付くので帽子は基本的に嫌いだった。メッシュの山高帽も,頭にフワッと載せるサイズを選んでいた。髪にクセは付きにくいが,風が吹くと飛ばされそうになった。フェイスシールドも風をはらむため,風が吹くと飛ばされそうになる。このためキャップはキツめに被っている。このため,駅で通過電車が通る際の強い風でもフェイスシールドは煽られるがキャップごと飛んで行くことはない。安定している。

 同じように,キャップにゴーグルを付ける,という発想で設計してはどうだろうか。そうすると,頭の上や後ろ,横側にもいろいろな機器を取り付けることができる。設計の自由度は一気に上がるのである。

 自宅用に限るのなら,キャップよりもヘルメットの方がいいかもしれない。ヘルメットの中に高性能なスピーカーを組み込むこともできる。完全密閉にしなくてもいいが,静音ファンなどの空調設備を組み込めば快適に使えるだろう。

 ヘルメット型VR/ARゴーグルの登場を期待している。