jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マイクロ飛沫は暴力--座っている上からの攻撃は卑怯と思うが,もはやまともに関わりたくない

高知県知事が、第9波の基準が分からないと厚労省に聞いた、というニュースがあった(高知県・濵田知事 厚生労働省に対し「新型コロナの判断基準示して」(テレビ高知) - Yahoo!ニュース)。しごく当然である。おそらく厚労省も分からないので、答えようがなかったのだろう。

  「拠点医療機関での感染確認者の1週間の平均」というのが何を意味するのかについては、未だに誰も明らかにしていない。全国平均で毎週増えている、というだけで、どの数字になると問題なのかについての分析も解説もない。

    筆者の分析と解釈については、すでに紹介した(2023/7/14新型コロナの感染拡大傾向続く--九州全域が全国平均(除沖縄)超+四国,奈良,和歌山,滋賀,鳥取など地方県が急速に増加 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/7/15)。筆者は「7」という数字が1つの判断材料だと書いた。しかし、世間では「10」つまり二桁になったから問題だ、といった風潮があるようだが、10という数字に特別な意味はない。高知県はすでに13であり、五類に切り替わった段階からすでに医療機関への負担が拡大していたはずである。それをノンビリと「厚労省の判断が知りたい」とノコノコ質問するのがおかしい話である。

   通勤車内での咳、くしゃみ人数が増えていることもレポートした。首都圏で7を超え始めた辺りである。その後も咳人口は増えているのは明らかである。しかし、マスク着用率は10%以下になり、窓開けもまったく行われなくなった。マスクなしでの大声の会話も当たり前になっている。

    特に前期高齢者の筆者は、わざわざ早く家を出て、停車駅の多いゆっくりした電車を選んで座って行くのだが、その優先席エリアでマスクなし、咳くしゃみ、そしてイヤホンをしてスマホいじりするビジネスマンが圧倒的に多い。

 もうガマンならない。本当に殴ってしまいそうである。相手は無意識なので,もっとタチが悪い。咳・くしゃみを無意識にすることは,相手に対して一種の暴力を振るっている,ということをまったく意識していない。その暴力に対して,一般人はじっと耐えなければならないのだろうか。筆者はその場から逃げたい。でも座っていたい。注意をしたら殴られるかもしれない。そんな葛藤を毎日のようにしなければならないのだろうか。

 公共交通機関は,金を払ってくれているのはすべて客なので,何も言う事ができない。当事者同士がぶつかっても誰もサポートしてくれない。本当にこれが私の生きている日本なのか。情けない。腹立たしい。でも,自分の命も大事なので,下手な行動は取れない。関わらないに越したことはない,と思うようになっている。いくら提案しても,聞く耳を持たない人には届かない。届いてもしても理解する能力を持っていない人には,馬耳東風である。

 このブログでのコメントも,もう無駄なのだろうか。