jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ピアスする男性を理解できない--それは何をアピールしたいのかがわからない

筆者は,ピアスをする男性を理解できない。

 理由は3つある。第1に,モノが引っかかって邪魔になるものを身に着けるのが信じられないことである。第2に,身体を傷つけて穴を開ける行為が信じられないことである。第3に,どうしても格好いいとは思えないことである。

 モノが引っかかると言えば,指輪も同じなのだが,こちらも1本の指に複数付けたりすべての指に付けたりする人も見かける。周囲に傷をつけたり,服や持ち物に引っかかったりする。ピアスに引っかかるものとすれば,マスクのヒモやイヤホンのコードなど。筆者は,腕時計も外してしまった。ネックレスなどしたこともない。

 身体に穴を開けるのも信じられない。ヒゲ剃りで顔を切ったり,包丁で指を切ったりと,ほんの小さなキズでも痛い。注射も痛い。ピアスの穴を開ける針は,ワクチン接種の注射針の数倍は太い。局所麻酔をかけたとしても,わざわざ傷を付ける行為が信じられない。

 女性にピアスは似合う。別に耳たぶを挟むイヤリングでもいいと思うのだが,ピアスだとワンポイントの飾りを付けることができる。

 しかし,男性の場合,イヤリングは付けずに,いきなり穴を開けてピアスである。しかも,ワンポイントだけではなく,耳たぶに沿って複数個付けたり,その他いろいろな場所に次々にピアスを付けるようになる。

 そのうち,舌に付けたり,頬に付けたり,鼻に付けたりとブレーキが効かなくなるようである。

 いったん開けた穴は,ピアスを付け続けないとそのうち穴が塞がってしまうという。耳たぶの1個の穴ならともかく,複数も開けた穴には複数のピアスを付け続ける必要がある。普通の勤め人の男性が,ピアスを習慣にするのは難しい。

 もう1つ,筆者から見たとき,ピアスをしている男性は弱く見える,ということを記しておきたい。別に,ピアスを開けることは「強さ」の証明にはならない。針を身体に通すのだから,痛くないわけはない。しかし,鋭い針を使えば,簡単に穴を作ることができる。ガマン大会ではないのである。数が多ければ,それだけガマン強い,ということにはならない。しかし,当の本人は強さの証明だと思い込んでいる。これが厄介なのだと思う。化粧が許されている,あるいは化粧する特権のある女性に,ピアス男性は近づいているように見えるのである。ファッションでもあり,その人の自由なのだが,好意的に取らない人間もいることを伝えたかった。なにしろ,元には戻せないので,最初から穴など開けない方がいいと思ったりするのである。