jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

男性の愚行はどこまで続くのだろうか--浮気,暴言,ハラスメント

かつて中国では,君主に忠誠を誓うために男性の精巣を切り取り,宦官(かんがん)となった人物が多数いた。去勢することで官僚への登用の道が開かれており,政治の実権を握るチャンスを得ていた。逆に,奴隷として従わざるをえない立場に置かれる人物も多数いたし,極刑の代わりとされることもあったようである。中国だけでなく,東アジア,東ローマ帝国などでも行われていたようである。

 日本保守党の代表で作家の百田尚樹氏による「子宮摘出」発言が問題視されている。SFの世界の話という前提でのコメントだというのが,これは明らかな女性差別であり,障碍者に対する差別でもある。先の裁判で問題視された優生保護法を是認しているようにも聞こえる。もともと理性を感じない人物だったが,元名古屋市長の河村たかし氏と波長が合うような人物なのだろう。この河村氏に賛同する人が結構多いことも,筆者にとっては謎である。

 国民民主党の党首である玉木雄一郎氏の不倫問題も論外なのだが,どうしてこう,上に立つ者がお手本を示さずに愚行ばかり繰り返すのだろうか。元兵庫県知事の斎藤元彦氏のパワハラ問題,都知事選挙に新風を巻き起こした石丸伸二氏の異常とも思えたパフォーマンス,そしてNHK党の立花孝志氏の異常な選挙行動や言動など,日本人の心がマヒしてしまっているように思える。

 筆者は逆に,多くの男性の愚行が男性ホルモンによるものだと考えており,「先生」と呼ばれるためには,感情を押さえ込む絶対的な理性が必要だと思うが,なぜこう次々とハラスメント事件が起こるのだろうか - jeyseni's diary (2022/2/12)にも男性のハラスメントが男性ホルモンを抑えることで防ぐことができるだろうとコメントしている。ただし,上記のような手術によるような暴力的な方法ではなく,適切な薬や食事などで制御できればいいのだが,と書いている。

 金や権力のある男性に意図的に取り入って金銭を得たり地位を得たりすることは,女性にとっての1つの生き方である。そうしなければならない世の中を作ってしまっているのも,男性中心の世界だからである。家庭を持ち,地位も得た男性が,余計な行動に出てしまうのが,男性の愚行である。そこに理性が働かなければならないはずが,どうなってしまっているのだろうか。

 かつて写真週刊誌が全盛だったころ,パパラッチと呼ばれるスキャンダル専門のカメラマンが,政治家やアイドル,俳優などの私生活にまでカメラを向け,それを飯のタネにしてきた。現在,すべての人がカメラも録音機も持ち歩いているような時代である。あらゆる行動が記録され,公にされることを前提に行動を慎む理性が必要なのだが,どうして隠れてでもやってしまうのだろうか。

 動物の繁殖の原理からすれば,すべての男性はただの「オス」である。知識を得て,想像力を得て,人間という社会の中で上に上っていく中で,本来はより高い理性も持つべきだと思うのだが,どこかで理性を落としてしまうようである。政治家,裁判官,教員,警察官,社長,など地位や資格,職業のラベルを得た段階で,それに見合った理性を持ち,キープする必要があるにもかかわらず,動物の本性が出てしまう。

 かつてはこれを「男の勲章」だとか「男の甲斐性」だとか言って議論を避けてきたが,21世紀の現在,こんなことはあってはならない。しかしその代表格とも言えるトランプ氏が世界の頂点にあるアメリカのさらに頂点の大統領に返り咲くとは,これから何が起きても不思議ではない。

 国会でも地方議会でも,女性議員に対する男性議員の色眼鏡はいまだに変わっていない。まだまだ時間はかかるのかもしれないが,「暴言も愚行もハラスメントも,すべて犯罪」としてしまわなければ,子供たちに対して指導ができなくなる。「浮気しても,御免なさいと言えば,トップでいられる」などと思わせるような大人の行動・言動は,厳しく処分すべきだと考える。