jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロシア

比較されず、棲み分けできる世界が欲しい--力とカネは人の理性を失わせる

変なタイトルである。人類は,生物の中で唯一,「理性」を持てたはずなのに,戦争という最も残酷な方法を行使できていることの矛盾を考えたところから,このブログは始まる。 筆者は,第二次世界大戦が終結した後に生まれた戦後派で,日本という平和な国に生…

地球温暖化問題を忘れていませんか--三重苦をなぜ選ぶのか

ウクライナ侵攻が止まらない中、人類が直面しているあと2つの問題を忘れてはいないだろうか。COVID-19と地球温暖化である。 COVID-19では、ロシアはいち早くワクチンを開発した。地球温暖化問題では、当面の石油代替エネルギーである天然ガスの生産と供給を…

無血開城のためにはサイバー攻撃もやむなしでは--しかし西側にロシア情報網を破る力があるのだろうか

プーチン集団は,核兵器の使用を示唆し,さらにザポリージャ原子力発電所が攻撃を受け,支配された。火器や戦車,兵力,および核使用をほのめかす脅迫をするに至っている。 これと同時に,サイバー攻撃も激化しているという。ウクライナに対するサイバー攻撃…

「原発を標的」は,核兵器使用の一線を越えたに等しい--「プーチン集団」はテロ集団に成り下がった

プーチン大統領主導によるウクライナ侵攻が止まらない。その標的として,ザポリージャ原子力発電所に2022/3/4に攻撃が仕掛けられた。火災が発生したことでチェルノブイリ原発や福島第一原発のようなメルトダウンと放射線放出の危機が報じられたが,プーチン…

ミサイル使用は「戦争」を意味することを改めて認識--無差別攻撃による非人道的な手段であることを指摘

かつて太平洋戦争は,日本の九七式艦上攻撃機による真珠湾空襲で幕を開けた。飛行機から爆弾を投下する攻撃だが,アメリカの戦艦「アリゾナ」などにピンポイントに命中させるために,命懸けの特攻攻撃だった。 一方,日本軍の南方諸島への進出に歯止めをかけ…

兵糧攻めは逆効果か--窮鼠猫を噛む。最多核兵器保有国リーダーに理性的な判断はできるのか

まさか,この段階で,核兵器使用の可能性が出てくるとは思わなかった。このブログを書いているこの瞬間にも,追い込まれたロシアのプーチン大統領が,核兵器の発射ボタンを押さないとも限らないという憶測が飛び交っている。 自国を守り抜こうという目的のあ…

「次は日本が侵攻の脅威にさらされる番」という指摘に身震い

ロシアの「ウクライナ侵攻」が、日本に突きつける“残酷な現実”とは? (msn.com) 2022/3/1 中野剛志氏という評論家のコメントを読んだ。なるほど,日本は次は我が身の状態にあり,それがウクライナとは違うストーリーをたどる可能性があるのだということを認…

歴史学者、歴史作家は言うことはないのか--過去の戦争からいかに脱したか

ロシアによるウクライナ侵攻が止まらない。もともと戦争というのは、陣地を広げ、国の発展に欠かせない施設や資源を奪取するためにおこなうのなら、今回の軍事侵攻を解決するための方法について、歴史学者や歴史作家が何か一言あってもいいのではないかと思…

リーダーが独裁者になってはいけない--プーチン大統領の行動はロシアの意志ではなく,もはやテロである

リーダーは,どうあるべきなのだろうか。会社という営利企業のリーダー,つまり社長なら,自分たちの利益を最大化するために法律の範囲ならば何をしてもいいということが,自由経済社会においては許される。通常,1国においては憲法があり,法律があるので,…

今じゃないでしょ--コロナ禍に軍事侵攻をすることへの失望と,地方自治体の活躍に期待

2022/2/24 ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてしまった。人類は今,何と戦っているのか,といえば,新型コロナウイルスではないか。戦争や軍事侵攻など,している場合なのか。 ロシアでも,オミクロン株と思われる第6波に相当する大きな波が2022年1月以降…