jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

リーダーが独裁者になってはいけない--プーチン大統領の行動はロシアの意志ではなく,もはやテロである

リーダーは,どうあるべきなのだろうか。会社という営利企業のリーダー,つまり社長なら,自分たちの利益を最大化するために法律の範囲ならば何をしてもいいということが,自由経済社会においては許される。通常,1国においては憲法があり,法律があるので,その範囲においては早いもの勝ちである。しかし,国際社会においては,各国の法律に引っかかることもあるし,ましてや国際法も遵守する必要がある。

 リアルな世界には,法律がある。しかし,インターネットの中のバーチャルな世界には,法律がない。仮想通貨も,だれもコントロールできない。すべての組織が反社会的集団になりうる。

 自由経済社会といえども法律があり,行動の規範はある。しかし,世界全体においては,ルールのない組織もあれば,大部分の国が守っているルールに従わない国もある。人によって「常識」が異なるのと同様,国によっても「常識」「ルール」が違う。国連という大きな枠組みの中にあったとしても,意見の相容れない国がある。自由主義国家と社会主義国家は,相容れない。

 社会主義国の代表が,ロシア,中国,北朝鮮である。それぞれ,プーチン大統領習近平国家主席金正恩最高指導者である。いずれも,他国に届くミサイル兵器を持っている。ボタンを押せるのは,それぞれの代表である。本人の意志があれば,いつでもボタンを押せる。

 今回,プーチン大統領はこのボタンを押してしまった。しかもそのターゲットが,他国の民間の建物である。

 これはやはり,ルール違反だと思う。しかし,世の中の人のおそらく半分以上が,ルールを心地よく思っていないのではないかと思っている。しかし,それをある程度妥協しながら生きている。

 国のリーダーは,国という組織を率いなければならない。しかし,戦争を仕掛けることは,現代社会では許されない。それを仕掛けるのはもはやテロ組織である。

 プーチン大統領の今回のウクライナ侵攻については,多くのロシア国民が反対している。国のリーダーとしてのプーチン大統領が,勝手に暴走している。これはもう,プーチン大統領周辺のテロ行動と言っても過言ではないだろうか。

   ロシアの人も、ここはきちんと批判するべきだろう。