jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

動画の暴力2

動画が街中に溢れていると書いた。

一つはその画面面積の大型化が顕著である。80インチや100インチの画面が1m以内の距離にある圧迫感である。

これが、静止画やゆっくり動く風景なら、従来のポスターとそれほど違和感はない。しかし、問題はその場面切り換え頻度が異様に高まっている点である。

30秒のCM を例に取ると、恐らく最初と最後が3秒ぐらいの静止状態はあるがその間は1秒単位で画面が切り替わる。

これは、マンガをイメージした構成であろう。アニメーション全盛の時代に写真で大量の情報を詰め込む手法と言える。

以前に、高速の光点滅によって気分が悪くなる現象が問題になった。現在の動画が、これと同じことを狙っており、発症しないギリギリの線で作られているか、あるいは、すでに不感症になり、心理操作されている段階にあるのではないかと懸念する。

歩いていてもCM 、スマホでもゲームと、画面切り替えの激しい情報に常にさらされている。いくら注意してもスマホながら操作などに聞く耳をもたないという感覚は、この動画による心理操作で心が麻痺しているではないかとも思ったりしている。