jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

Google Voice Accessでクルマの中からLINEメッセージ発信に成功

クルマを運転中に,メールやメッセージを送れないか,とずっと思って,Googleアシスタントで試してきた話と,Google Voice Accessを使ってみる話を紹介した。

Google Voice Accessが面白いが悪戦苦闘中 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/25。近所への買い物で一度実験したが,助手席に置いたスマホでは音声を認識してくれなかった。マイク付きのイヤホンを試そうとしたが,有線だと腕が引っかかってしまう。インナーイヤータイプでBluetooth接続できるマイク付きヘッドセットが一般にハンズフリー電話用に販売されているが,電話はしないのでこれもうまくない。

 助手席ではなくて,もっと口の近くにスマホを置ければいいが,と思っているうちに,何日も経過してしまった。

 たまたま,片道45分ぐらいのやや長距離の運転の用事があった。普段,買い物で使う道より細いので,交通量が少なかったのか,Google Voice Accessがうまく反応した。

 デスクトップ画面から,「メール」→「LINE」→「○○家」と音声で命令すると,フォルダを順次開け,アプリを開き,トークの入力位置がアクティブになった。「これから帰宅します。」と音声を送ると,テキスト入力が完了。「送信」と音声命令すると,見事に送信された。最後に「ホーム」と音声命令すると,トップ画面に戻った。返信が来たので,同じようにトークを開いて内容を確認し,これにまた音声でテキスト入力して返信もできた。「今,音声認識で入力して,ボタンを触らずに送信した」とメッセージを送ると,家族が「へぇ」っと感心してくれた。

 もちろん,運転には集中している。切り替わる画面をちらっと見て確認する程度。カーナビの画面の情報を確認するような感じである。ハンドルから手を離さずに機能させられた。要はこの「LINEによるメッセージ送信をハンズフリーでやりたい」というニーズだけを求めていたので,大満足である。

 あいかわらず,手持ちのスマホでは数字表示モードが働かず,画面に文字がない操作ができない。「ホーム」と音声命令して,トップ画面に戻るのが精一杯である。それでも,音声のテキスト化とともに,スマホでの音声認識の大きな進化だと思う。クルマの中以外にも,台所で料理をしているときなどに,うまく使うといいだろう。