jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

エスカレーター乗り口改造作戦

東京オリンピックに向けて、電鉄会社がいろいろな取り組みをしている。社内放送の2ヵ国提供をこれまでの録音放送から肉声での放送に切り替えている。少しでも英語を「話す」場があると、いざというときに多少役立つので、がんばってほしい。

もう一つ、キャンペーンをしているのが、エスカレーターの乗り方である。エスカレーターでは歩かず、手すりを持って乗りましょうというものである。

理由として、歩き乗りは危険であること、全体としての搬送能力が高いことを挙げている。

一方で、海外では左右で歩くか止まるかが明確に指示されている国もあるという指摘もある。

日本人は、いくら放送でアナウンスしても言うことを聞かないのは、すでに知られて事実である。どうしても従わせるには、機械的な制限を設けるしかない。安全を目的としたホームドアのような仕掛けが必要である。

ホームドアと同じように、エスカレーターの乗り口を1列に制限すればいい。エスカレーター前が歩こうという人と止まって乗ろうという人の2列になるから、乗り口の前に長い列ができてしまうのである。

ホームドアのようなおおげさでお金のかかる方法は必要ない。立て看板と制限ロープでもすぐに実現できる。「工事中」のようなものである。

ただし、オリンピックに向けて日本が本気であるとこを示すには、もう少しスマートで美しいことが求められる。ポールを埋めてもいいだろうし、安価なゲートシステムを導入してもいいだろう。各社の知恵に期待したい。