jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スクエアリュックにひとこと

2018年ごろからか、リュックサックの主流がスクエアリュックと呼ばれる角ばったタイプになった。流行だから仕方ないのだが、なぜそこまで画一を求めるかなあといつも思ってしまう。

  それはさておき、なぜこのスクエアリュックが気に入らないのか、改めて考えてみた。

 一つは、実用性への疑問である。縦長の収納空間は、旅行のように下に着替え、上に小物、などと分けて移動する目的にはかなっている。いわゆるバックパッキングである。しかし、通勤や通学では、荷物の出し入れが頻繁に起きる。底にある物へのアクセスが極端に悪いこのタイプがなぜ普段用に使われるのか不思議なのである。

  二つ目は見た目の違和感である。こういう角ばった背負いモノをどこかで見たなと思った。一つは宇宙服である。酸素を供給するためのボンベを背中に背負った形と似ている。さらに、これは「ASIMO」である。ホンダの二足歩行ロボットに酷似している。

 こうした違和感があるので、多分購入することはないと思うのだが、増えすぎたために迷惑していることを指摘したい。

  一つは、この角ばった上面の角が、列に並んだ後ろの人に当たることである。これは普通に背負った場合である。

  もう一つは、前に゛背負った゛ときにこの平らなトップを机代わりに使って、スマホをいじる輩がやたらに多いことである。当然のことながら、スマホを支える腕も高い位置にあり、ヒジが外に突き出す形となる。本人はイヤホンでゲームに没頭しており、周りに気を配る気配もない。最悪な組み合わせである。

  完全防水が一つの売りで登場したスクエアリュックだが、防水を支える不透層の大部分は、おそらく5年は持たない。長く使えるモノを作ることが地球にせめて優しいモノづくりである。便乗商売にも問題がある。