jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電車の換気機能への疑問

2020年に入ったころ、電車は「密」だから、窓開けは鉄道職員の手で実施してほしいと書いた。その後、停車中に職員が窓開けをするのが当たり前のようになった。

 夏場を過ぎるころ、鉄道会社はこぞって車両の換気機能の宣伝を始めた。

 たぶん、新しい車両は換気空調機能が強力になっているのではないかと期待している。では、従来から使っている車両はどうかというと、換気機能そのものがないというのが正解だと思う。

 昔から、冬場の電車の暖房には辟易していた。コートなし、マフラーなしならちょうどいいぐらいのおそらく25度以上に暖めているのではないかと思う。できるだけ暖かくするのがサービスだと思っているのではないか。コートの中で汗をかき、電車から降りたら恐怖の寒さが待っている。たぶん17度ぐらいでちょうどいいぐらいなのである。

 さらに、みんなが汗をかくためか、車内が蒸し暑くなる。ムオッとした淀んだ空気の中で30分間もガマンしなければならない。

 こういう場合、車掌が何をするかというと、なんと冷房を動かすのである。しかも、電車の冷房は夏場に合わせて作ってあるため、風量がやたらに強い。帽子をかぶらないと本当に風邪を引いてしまいそうになる。

 冬場の電車内はほんのり暖かいぐらいの暖房と、蒸し暑さを排気するための換気がベストだと考える。

 これまでも、冬場のインフルエンザの季節に、換気のない車内でどれだけの感染拡大があっただろうか。古い車両も後付けでいいので、換気機能を加えてほしい。おそらく、換気機能のある車両は全体の1割にも満たないのではないか。正確な情報提供を期待している。