jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

イヌの散歩についての考察

我が家には小型犬が2匹いる。現在,2匹とも10歳。そろそろ老犬だが,今のところ元気で,毎日朝夕の散歩は欠かせない。

 ウチの犬たちは,犬が嫌いである。生まれて数カ月で我が家に来て以来,ずっと家犬で,散歩のとき以外,ほかの犬と接する機会がない。ドッグランには,これまで2回しか連れて行ってやらなかった。近所にはほかに2匹の犬がいたが,1匹は隣の家にいた柴犬で,飼い主以外には懐かないらしく,筆者もずっと吠え付かれていた。もう1匹はダックスフンドのおばあちゃんで,とてもやさしい子で筆者にも懐いたが,ウチの犬たちは吠え付いて交流ができなかった。

 ということで,散歩に出てほかの犬を見るとレーザーロックをかけて戦闘態勢に入る。距離が近くなって最初に吠え掛かるのは残念ながらウチの犬である。

 家族が散歩するときは,ウチの犬を押さえたり抱っこしたりして向こうが通りすぎるのを待つのだが,筆者は犬たちに吠えさせてストレスを与えるのが可哀そうなので,脇道があれば曲がり,向かってくれば回れ右をして遠回りをするようにしている。

 こちらがわざわざ脇道にそれているのに,わざわざついてくる犬もいる。犬がついてくるというより,飼い主がけしかけているように見える。

 飼い主の中には,どの犬にも社会性があって交流好きだと思っている人が多いようだ。大型犬の場合は,小型犬に吠え付かれてもビクともしないから,こちらが散歩させていてもどんどん近づいてくる。

 犬と犬との交流については,彼らの本能なので仕方がないと思っている。困るのは,飼い主が配慮してくれないことである。ロックオンされたと思ったら,接近させないように止まる,あるいは別の道に曲がる,などの判断をしてほしいのだが,2/3の飼い主はお構いなしでどんどん近づいてくる。

 周りに配慮ができない飼い主が多いなあと,こちらも我がままな飼い主が言っているのはお互い様かもしれないが,それでも犬のウンチがあちこちに放置されている状況を見ると,そういう配慮をしない飼い主が別にいることも確かである。もちろん,犬を飼っていないお宅からすると,自分の家の前で勝手にウンチやオシッコをする犬そのものが嫌い,という人も多いだろう。なかなか人間模様が浮かぶ犬事情である。