jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

防犯プロテクターを快適に常用するには何が必要か

不穏な世の中である。歩いていても,できるだけソーシャルディスタンスを取りたいと思うのだが,相手のあることだけになかなか避けきれないことも多い。

 筆者の家で飼っているイヌは小型犬で,蹴飛ばされたらひとたまりもない。イヌの散歩をしている場合,通行人から飼い主がイヌを守る形を取ると,背中側が無防備な状態ですれ違うことになる。まさか襲われることはないと思いつつ,襲われるかもしれない,と思うことも多い。何しろ,イヌ嫌いは世の中に多い。筆者のように子供のころから苦手で逃げ回っていた人もいれば,憎しみを持って攻撃してくる人もいる。最近のように,イヌのウンチやオシッコに敏感に反応する人も多い。

 池袋や秋葉原などで起きた無差別殺人のようなまともな刀を振り回されては,通行人はひとたまりもないが,小型の飛び出しナイフぐらいをある程度防げるようなプロテクターが欲しいとずっと思ってきた。

 機動隊などが着用している本格的な防刃防弾チョッキは,欲しいけれども高額だし,あまりにもゴツい。夏場は暑そうだ。スポーツで股間を保護するためのプロテクターは,衝撃には対応できる。これをベースに考えてみた。

 股間プロテクターは,プラスチックのカップが入っているものが多い。肌当たりを考慮した形状や収納方法が考えられているようだが,長時間使用すると暑くなりそうで,問題はあるかもしれない。

 想定しているプロテクターに一番近そうなのは,フェンシングのジャケットかもしれない。と思っていろいろと検索してみると,金属メッシュやケブラー繊維を使った防刃Tシャツを見つけた。昔で言うと鎖帷子(くさりかたびら),あるいは忍者スーツである。突き刺しには対応していないが,切りつけからの防刃性能はありそうである。検討の余地はあるかもしれないと思っている。

 逆に,プラスチックなどある程度の硬さを持った素材が中に入っていれば,女性の痴漢被害を防ぐ方法として使えるのではないかと思ったりする。

 なかなか開発は難しいかもしれないが,ブラジャーをより硬くすることで形の維持と防犯を兼ねることができるのではないか。快適さをどう両立させるかが問題だろうが。

 お尻はさらに難しいが,柔軟性と硬さを両立できるような素材を開発して,それが当たり前になれば,痴漢という卑劣な犯罪はなくなるかもしれない。

 筆者は,マスクインナーカバーに出会って,驚きを感じた。

jeyseni.hatenablog.com 2021/4/20。強い息をしてもマスクが鼻の穴に貼り付くことがなく,また顔にベタッと密着することもない。マスクを着けたまま長時間話をしても,マスクのズレはほとんど起きない。話仕事をする人にもオススメと紹介した。記者会見やインタビューでも頻繁にマスクを上に上げる仕草が見られるが,仕事で電話応対をしている場合などは,マスクがずれないことが前提なので,とても役に立つアイテムだと思っている。逆に,アゴマスクをして話している人は,もともと話をするときにマスクがどんどんずれてしまうので,アゴマスクにするのがクセになっているのかもしれない,と変な理解もしてしまった。

 マスクインナーカバーの効果はこれだけではない。これまでは,鼻の穴付近が空気の汚れか,薄っすらと黒ずんでくることがあったが,マスクインナーカバーを使用してからは局所的に汚れることもなくなった。インナーカバーの形状によっては,うまく鼻の両脇から上にあるいはアゴから下に呼気が抜けるものもあった。自分が感染していない場合は,呼気がスムーズに排出できると楽だと思った。

 同じような原理で,胸のプロテクターが開発できればいいのではないかと思った次第である。厚手の炭酸系のペットボトルぐらいの硬さがあると,防犯上の効果が期待できるのではないだろうか。