jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

正直,zoom会議は好きじゃない

zoomはすごいと思う。筆者はこれまで,年2回のある会合を主催しているのだが,参加者に新潟の人や鳥取の人,海外で主に生活している人など,全国,全世界にメンバーがおり,そのベストの日程を調整しても,遠方のメンバーが結局参加できないケースが多かった。zoomで開催した途端,新潟であろうが鳥取であろうが,中東であろうが,定刻には参加してもらえるようになった。

 zoom飲み会も,意外に盛り上がる。相手の表情が分かるのが面白い。リアルの飲み会だと,席が離れると話をするのに移動しなければならないが,zoomだと全員が正面にいることになり,話が盛り上がる場面もある。

 しかし,常にカメラが気になるのが,zoomが最終的に好きになれないところである。参加者全員の視線を常に感じる。席を外すのも気が引ける。緊張する部分も多い。

 理想は,バーチャル会議である。つまり,普通の机を囲んで例えば10人が座り,右を見れば右の人,左を見れば左の人,といったレイアウトで会えればと思っている。

 3DのVRゴーグルを使ってこのバーチャル会議の空間に入り,打ち合わせができればと思っている。このような仕組みも複数提案されているが,なかなか参加者全体のハードウエアとゴーグルを着けて参加する,といったところのコンセンサスが取れないと実現しない。

 最近,1万円台と比較的低価格のPC接続可能なVRゴーグルを見つけて,食指が動いていた。これは3D空間でもなく,目の前に大型スクリーンが表示されている,映画館のような見え方をするらしい。マウスの操作は,マウスのアイコンが表示されるのでいいのだが,キーボードが見えないので,文字入力ができない。

 zoomを越える新しいコミュニケーションツールが,普通に使えるようになることを期待している。