jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

新型コロナウイルスに対する油断は,死・後遺症となって苦しみ続ける

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が1カ月延長されて,関東1都3県は引き続き緊急事態宣言下にある──はずなのだが,都内ではすでに普通の生活に戻してしまった人が目立つ。日曜日の都心の繁華街。渋谷でも池袋でも,歩けば肩がぶつかるほどの人混みになっている。多くの人はマスクはしているものの,大声で談笑。中には,酔っぱらっているのだろう,マスクを外して大声で話をしているカップルも見かける。これが本当に緊急事態宣言状態なのだろうかと目を疑う。

 そういう人たちは,注意をすれば逆切れされるのは目に見えている。筆者は,先に電車で席に座れても,別の車両にさっさと移動して立つしかないとあきらめている。とにかく,感染を受けるリスクをできるだけ避けたいという一心である。会社が公式には認めないテレワークを敢行しているのも,オフィスに安全性が確保されていないと感じているからである。なんの対策も施さない今の状況は,ロシアンルーレットの引き金を引くよりも感染のリスクが高いと思っているのである。

 元総務省内閣府広報官の山田氏が,放送業界にいる菅首相の息子と会食して支払わせたことで,辞職に追い込まれた。利害関係者との会食が意味するものは,反社会的組織関係者と会食するのも同然である。相手が誰かを認識せずに会食した,という苦しい言い訳が墓穴を掘ったわけだが,そもそも油断以外の何物でもないだろう。あるいは確信犯だったのかもしれないと疑われても仕方がない。

 その油断の代償は,広報官辞任で,おそらく官庁関係でのポジションはなくなるようだが,退職金,公務員年金などは普通に受け取れるのだろうし,企業の監査役などへの就任も引く手あまただろう。社会的には葬り去られるかもしれないが,楽な隠居生活が待ち受けているに違いない。

 一方,新型コロナウイルスに対する油断は,感染であり,それは数十%の確率での重症化の可能性と,重症化からはおそらく50%以上の確率での死,また回復しても数カ月に及ぶさまざまな後遺症として代償を払わなければならない。肺へのダメージだけでなく,脳へのダメージなども報告されているからである。

 ワクチンを接種できたとしても,自分に免疫ができるかどうかはわからない。まして,感染が防げるという保証もないし,感染して軽症で済むというお墨付きがあるわけでもない。

 これだけ気を付けているつもりの筆者でも,感染を受けないという保証はないし,無症状のまま感染拡大に加担しないという保証もない。だから,マスク,手洗い,アルコール消毒,ソーシャルディスタンシング,換気,会話自粛を続けている。少なくとも緊急事態宣言中は,より気を付けようという意識が働いているが,世の中の人たちはそれほどの深刻さを感じていないようである。

 そんな筆者でも,家庭へのウイルスの持ち込みを完全に防いでいるか,家庭内での感染拡大防止に努めているか,といわれると,家ではマスクもしていないし,換気も自然換気だけである。

 身近に感染確認者が出ないのをいいことに,みんな油断をしすぎていないだろうか。このまま1週間後の宣言解除が,またリバウンドにつながらないことを祈るばかりである。