新型コロナ「“空気”感染する」…感染研が一転認定 (msn.com) 2022/4/1。まさかエイプリルフールではあるまいかと思った次第である。インフルエンザと同様，浮遊するマイクロ飛沫（エアロゾル）で感染すると，国立感染研究所が認めたという記事である。変更に至った経緯は，上記リンクを参照いただきたい。
筆者的COVID-19ベター対策--1.ワクチン×3，2.換気，3.マスク - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/2/6 のブログで，マイクロ飛沫感染をどう防ぐかについて筆者は言及している。第6波がピークアウトしたころで，本来なら2月中旬には収まっていたはずが，その後ダラダラとしか減らず，3月末にまた増加に転じて「第7波か」と言われている。現在，ステルスオミクロン株「BA.2」というPCR検査に引っかからない患者数が50％を超えつつあり，「感染していても無症状で検査しても陰性」というスプレッダーが街に増えつつある中，この3つの対策は「ベターbetter」ではなく「マストmust」な対策であると言っていいだろう。
人流はもう抑えられない。経済活動を抑えることは，国家的にも危うい。緊急事態宣言もまん延防止等特別措置ももはや必要ないが，この3つの行動規制は，より強固に監視・強制すべきであると感じる。
換気扇回しっぱなしの効果を検証中--最後の1人の感染罹患を防げるか - jeyseni's diary 2022/3/28 と書いて4日が経過した。家族の5人のうち，筆者を除く4人が1週間の間に次々に陽性と判定され，筆者が1人で踏ん張っている。1人目の息子は3/31が開放予定日だったが，微熱が残った。今日4/1に平熱となり，72時間経過の4/4に開放される。カミさんと娘は明日4/1に開放，最後に陽性になった姉も4/4が開放日となる。筆者は一日中，リビングで仕事をしながら家族の食事の世話や洗濯，買い物，ペットの世話を1人でこなしているが，たぶんまだ罹患していないと思っている。何しろ，強力な換気扇の回っているリビングである。昨晩も寒かったが天窓は半分開けて換気を続けていた。空中のウイルスの密度をとにかく減らすことで，長時間滞在しても感染には至らない，という理屈を実証し続けているのである。
ということで，筆者宅のように残念ながら感染陽性者を出した家では，寒くても徹底的な連続換気を考えた方がいいと思う。また感染陽性者が同じ閉鎖空間にいる可能性のある公共交通機関やオフィス，飲食店，イベント会場では，より強力な換気設備の導入と運用，そしてマスクの着用の義務づけ，会話の禁止をもっと徹底的に行うべきだと思う。
家の中があと数日で平常に戻りそうだ，と思っている。まだ感染の可能性がないとはいえないとも思っているのだが，家族や外部の人に対しても「とにかく換気ですよ」とドヤ顔で言っている自分がそこにある。これで感染するとすれば，何が原因なのだろうか，と疑うほどである。
