jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ウイルス飛沫を銃で乱射--今の日本の人流がもたらすもの

目の前にいる人が,いきなり銃を取り出して乱射を始める。しかも,意図して乱射するのではなく,無意識のうちに乱射する。

 今の日本の新型コロナウイルスの状況は,まるでこのような状況に見える。

 マスクを着用しているのは,単なるポーズでしかない。咳やくしゃみをしたら,少なくともマイクロ飛沫は周囲に飛びまくっている。街中でジョギングをしている人がマスクをしているのを見たことがない。膨大な量のツバ飛沫を撒き散らしていると思うのである。屋外だからいい,運動しているからいい,といっても,普通に歩いている通行人はいる。すれ違いざまだと,まるで自分の顔にツバを吐きかけられているのと同じである。

 飛沫感染を防ぐために,マスクをしていても,再度,目からの感染が指摘されている。飛沫が目に入ると,ウイルスを含む涙が鼻に流れ,そこから喉,唾液腺で繁殖し,最後は肺に入って重症化するというのである。防ぐためには普通のメガネでは不十分という。ゴーグルやフェイスシールド,最低でも花粉メガネが必要だという。

 通常のおしゃべりでの飛沫飛散を防ぐのがマスクだが,飲食の際はマスクを着けられないため,黙食が求められる。しかし,ちょっとした飲み物を飲むときにマスクなしで会話することも珍しくない。さらにアルコールが入れば呼吸数も呼吸量も多くなり,マスクをしての飲酒などできるものではない。飲酒後の酔った状態でマスクをするのも苦しい。結局,自宅以外で飲んだ場合は,マスク着用をしているケースは稀だと思える。

 人とのすれ違い,人との同席,人との会話,人との食事など,ほかの人と同じ空間を共有すれば,飛沫やマイクロ飛沫を吸い込んだり,目から入ったりすることを完全に防ぐことができるという保証がない。変異型ウイルスに変わって,これまでの3密対策だけでは防ぎきれない。ならば,「ほかの人と同じ空間を共有」することをやめるしかない。つまり,同じ場所にいない,そのためには人流を止めるしか方法がない。

 ワクチン接種も,ひょっとしたら若い人を優先した方がいいのではないかと思ったりする。活動量が多い分,逆にどんどん働ける体制にした方が,経済にもいいのではないかと思ったりする。変異型ウイルスが若い世代にも重症化を招くことがわかった現在,若い人を後回しにする理由はなくなったのではないだろうか。

 マイナンバーをベースに,とにかく片っ端から打って行ってもいいのではないかと思い始めている。そして,ワクチン接種証明(ワクチン・パスポート)も制度として発行すべきではないだろうか。