ゴルフの試合の中継でしか見られない「Quiet Please」サイン。テニスの試合だと,チェアアンパイア(主審)がサービスの前に指示することがある。ギャラリーや観衆を静かにさせることが目的である。
電車の中で,相変わらず「会話は控えめに」でない人たちが結構たくさんいる。街を歩いていても,嬌声で談笑する女性たちが結構たくさんいる。マスクはしているが,これだけ大きな声で話されては,マスクからのマイクロ飛沫の漏れも無視できない。
こういうときに「Quiet Please」サインを突き付けたいと思うのである。
しかし,面と向かってこんなサインを突き付けると,怒りを買うのは目に見えている。
電車の中だと,最近はほぼどの車両にも付いている「トレイン・チャンネル」にときどき表示して注意喚起してもらいたいところである。
また,「会話は控えめに」ではなく「できるだけ会話は控えてください(つまり,しゃべるな,ということ)」と放送してほしいのである。
窓開けを駅員さんが積極的にしていただくこともお願いしたい。筆者は黙って,レインキャップをかぶって,うつむいて40分をやり過ごすしかないのである。