jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

新型コロナ五類移行--個人の判断を「個人での防御」と読み替えてテレワークもさらに続けるつもり

2023/5/8ついに新型コロナウイルス感染症感染症五類に移行した。筆者は別の理由で今日は在宅業務をすることにしているので,通勤時,オフィスなどでどういう状況になっているのかを見ることはできない。ただ,「個人の判断」が結局「ルールなし」ということなので,周囲に対してまったく気遣いのない人と同じ空間に居ることに対してどう逃げればいいか,をこれまで以上に考えなければならないのが面倒だなと思うところである。

 筆者が懸念することを列挙してみる。

 ①咳症状のある人は,外出を控えてほしいが,症状のある人がマスクをしない,あるいはわざわざマスクをずらして咳をする,という状況は,これまでのコロナ禍中も変わらなかった。今後はさらに状況は悪化するだろう。

 ②会話をする際はマスクを着用してほしい。飲食関係でも,マスク着用を個人の判断に任せる動きが出ているが,そもそも食事をサービスするのであれば,マスク着用をすることが望ましいと感じる。入店から席への案内,最初の挨拶まではマスクなしで接客した方がいいが,その後の食事のサービスはマスク着用にする,といった切り替えがあることが望ましい。

 ③窓開けによる換気は続けてほしい。これから梅雨の季節,夏と窓を閉め切る機会が増えるのだが,電車車両での数カ所の窓開け,オフィスの換気は引き続き必須だと考えている。これは許されるのではないかと思うのだが,文句を言う人もいるかもしれない。

 ④パーティションは,マイクロ飛沫による感染が明らかになった時点ですでに効果がないことは明らかだったが,テレビ番組ではマスクを着用しないことからパーティションの設置が続けられてきた。静かに仕事をする環境では,パーティションなし,マスクなしでも問題ない。しかし,営業など常に会話をする職場では,パーティションやマスクはあった方がいいと思うし,マスクなしで会話をする場合はパーティションがあった方がいい。その辺りの判断ができない人が多いのが問題だと感じる。

 ⑤屋外でのマスク着用義務はなくなったが,屋外では気分が高揚して会話の声は大きくなりがちである。会話をしながら歩いていくと,そのマイクロ飛沫が延々と空中を漂う。簡単には拡散しないことは,タバコの煙のニオイがいつまでも残っているのと同じである。会話をするならマスク着用,すれ違い時にはマスク着用,人の後ろを歩かなければならない時もマスク着用,ジョギングなど排気量の多い運動をする人はマスク着用,というルールをぜひ作ってもらいたい。

 ⑥テレワークを止める企業が増えてきた。せっかく,テレワークでもほぼ遜色なく仕事ができることが証明されたのだが,「柔軟な運用」が減らされるのは残念である。できる人は,引き続きテレワークを申請して実行してもらいたい。zoomなどのオンラインビデオだけでなく,VR上の仮想空間を提供するアプリも登場し,これも実験してみたいと思っているのだが,企業側の意識がどんどん元に戻ってしまっているのが残念である。

 結局,個人の判断というのが「個人での防御」であり,相手に対して要求できなくなることになる。ならば,筆者なりの適切なマスク着用ルール,換気の積極的な実行,そして可能な限りのテレワーク申請を続けたいと思うのである。いろいろなところで軋轢が生じるかなと思われるが,体制側に屈しないように頑張りたいと思っている。