jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

歩きエスカレーターは「1本前」で解消せよ

エスカレーターで歩かない、と決めてから、かえって気持ちに余裕ができた。もともと、どこでも20分前ぐらいを原則として行動計画を立てているので、エスカレーター1本の15秒ぐらいの差など問題ではない。

 駅のエスカレーター歩行を見ていると、その前後も走っている人がほとんどである。つまり、最初に乗る電車も、途中の乗り継ぎも、そして降りてからも時間に余裕がないというのが、一番のきっかけだろう。そういう経験をしていまうと、エスカレーター1本で立って乗ってしまったことで乗り遅れる、という危機感が働き、歩きエスカレーターやめられなくなるのである。多分、心理学だとナントカ効果だと説明されるだろう。

 電車は遅れるものである。決して予定時刻より早く着くことはない。ピッタリに着くのが当たり前に思える日本人が「遅れた遅れた」と騒ぐのである。

 ならば、「1本前」で計画してはどうか。これでエスカレーター歩きをやめると決めて歩けば、「なんだ、エスカレーター歩きしなくても大丈夫」ということが分かるだろう。刷り込みを刷り込みし直すという訓練である。

 あとは、COVID-19のように、「マスクなしだと感染する」と刷り込ませた各国トップのパワーのように(実際は感染拡散の防止効果しかないのだが)、歩きエスカレーターすれば呼び止められる、名前を控えられるといった「罰」を与えるということを、リーダーが宣言して実行することである。

 大野埼玉県知事は、引き続いて活動してくれるだろうか。期待している。