jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電車での「ほぼ全員スマホ」は時代の流れなのか

いまや、10人のうち9人は電車の席でスマホを覗いている。半分はゲーム,残りはマンガである,と言っても言い過ぎではないと思う。ゲームの場合は指がランダムに動き,マンガの場合は1方向に定期的にスクロールする動きが見られる。連続してスクロールしている場合も,ほぼマンガである。

 その反動か,本を読む人もチラチラ見かけるようになった。一時は絶滅危惧種と思われたが,文字を読むのはやはり紙の方が適しているのだろう。電子書籍の専用端末を持っている人も非常に少ない。電子ペーパーは液晶パネルと違って文字を読みやすいのだが,読書専用のために1万円を投資したり,スマホと別に持ったりするほどの価値があるかどうか,という問題だろうか。

 かつて,電車の中ではウォークマンが流行った。当時は周囲への音漏れが問題になったり,注意散漫になると言われたものである。筆者もずいぶんお世話になった。その後,筆者はノートパソコンを電車内で使っていた。この頃は,車内でパソコンを開いているのは1人か2人。希少種だったかもしれない。

 現在は,ほぼ全員がスマホを見つめている。筆者にとっても,正直言ってパソコンとほぼ同等の仕事がスマホでできているから驚きである。文字の打ち込みも,頭の思考とほぼ同じスピードでできる。メールのやり取り,そしてこのブログの執筆も,半分ぐらいは電車内でできている。しかし,ほかの大部分の人は,ゲームとマンガである。Bluetoothイヤホンのおかげで,歩きながらでもゲームを継続している姿をよく見かける。

 世代が移り,生まれたときからスマホを手にしていた世代にとっては,スマホと一緒の生活が当たり前なのだろうか。歩きスマホはなくならない--ネコにマタタビ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/10/27 と書いたが,もう時代の流れなのかもしれない。筆者は,ゴーグル型で外の様子も同時につかめるAR(拡張現実)ゴーグルが,次の時代にはやってくると思っている。googleグラスを筆頭とするメガネ型ディスプレイの時代はいつくるのか,楽しみである。