jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

再びテレワークを開始(2022/1/6)--申請直前に「沖縄600人超え」のニュース

2022/1/5が筆者の仕事始めで出社した。朝礼の後,午前中の仕事を終えた。午後一番で翌日以降のテレワーク申請をすべく書類を整えていた。

 昼食時,筆者の斜め後ろの席にいる部長が「沖縄で600人超えみたいだ」との声が聞こえた。普段,各都道府県のCOVID-19新規感染確認者の発表は夕方なのだが,沖縄の玉城デニー知事があまりの増え方に危機感を覚えて早めの発表をしたという異常事態である。

 沖縄の確定数は623人。このほか東京390人,山口104人,広島138人,大阪244人,全国で2638人と一気に増えた。まん延防止等重点措置の適用申請を,沖縄県山口県広島県が政府に対して行ったという。

 筆者は午後一番で申請書を提出し,あっさりと受諾された。会議の日を除いて,ブースター接種を受けられるまでのしばらくはテレワークに入ることにしている。

 日本の感染者数が各国に比べて桁違いに少なかったのは,島国という地理的なメリットが大きい。海外との人流を制限し,空港での検疫をより確実にしていれば,もっと抑え込めたのではないか,という気もする。2020/12/1に書いたブログ「出島」と「関所」をもう一度 - jeyseni's diary (hatenablog.com) は,その後も何度も引用してきたが,1日の入国者を増やしたりした政策が裏目に出ているようにも思われる。一方で,米軍基地へのアメリカ兵士の入国が,PCR検査なしで常時行われていたことが,今回の沖縄,山口(岩国基地)での急激な拡大につながったのは間違いないだろう。因果関係は明らかであり,両県の感染者はいわば「被害者」である。アメリカ本国も1日80万人を超える大変な状況だが,両県の「被害者」への救済を責任を持って実施してほしいものである。

 2021/7/16に,豪雨による河川の氾濫の原因の1つが,インフラの老朽化とチェック態勢の甘さと「アリの一穴」だと書いた (「氾濫」と「決壊」をきちんと区別して報道してほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/16)。2020年初の新型コロナウイルスの日本国内や海外への最初の拡散を許した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号でも,残念ながら封じ込めが十分ではなかった (あなたは知らない間に人を殺しているかもしれない - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/4/28)。

 筆者は当初から,マスク着用による飛沫防止(インフルエンザと同じ),電車などの密閉空間からの退避(三密の防止),そして人流の制限が必要であり,マスクなしでの駅への入場や乗車の禁止を訴えていた。同時に,2020年2月から出社をテレワークに自主的に切り替えた。それから2年経過した現在も,テレワークを積極的に実施しているのは筆者ともう1人のシステム担当者だけである。人には何を言ってもその人の考えがあるので強制はできない。自分で自分をコントロールし,そのための負担も自分で負う覚悟でないと,一歩も前に進まないと考えて行動している。人に言われてそれに従うのが一番嫌いなのである。遥か遠くまで1台のクルマも走っていない横断歩道で,延々と青信号になるのを待っているのを見ると,「自己責任」も取らないのかなとイライラする。これもその人の考え次第なのだろうが。