どの対策も中途半端な気がする - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/10。東京オリンピック2020の海外からの観客の入場停止が決まったのが3/20。「オール・オンライン・オリンピック」で行こう - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/20。同じ日,筆者は,「オリンピックは開催」「観客なし」で進めることを提案した。
オリンピックはどうやらもう止められないようなので,観客について提案したが,いまだに海外メディア,オリンピック貴族,各国首脳は来日することになっている。これらも入国停止にして,取材はテレビ会議,観戦もテレビですれば,海外からの選手も安全安心,日本国民も安全安心でできるのだが,この方法になんの不足があるのだろうか。
2021/6/20までの3回目の緊急事態宣言対象の9都道府県(北海道,東京,愛知,京都,大阪,兵庫,岡山,広島,沖縄)は,沖縄県を除いて特別措置に変更することが今日6/17に決まった。延長期間は,2020/7/11までだとする。
イベントの入場者は「定員の50%または5000人のいずれか多い方」から「定員の50%または最大1万人」となった。東京ドームの場合,定員3万4000人なので,従来ならその50%の1万7000人が入れたはずだが,新しい定義では1万人しか入れない。明らかに制限は強化されているのだが,緊急事態から特別措置に“緩和”されたような空気が流れている。
おまけに,「8月末までは“経過観察期間”」だそうで,いつでも緊急事態宣言に戻せるようだが,もはや緊急事態だろうが特別措置だろうが,どちらが何だかよく分からない。
海外では,いまだに基本的にはロックダウンが継続した状態である。その中でPCR検査が進めばPCR検査証明が出され,ワクチン接種が進めばワクチン・パスポートが出され,ワクチンを接種した人も接種できない人も“もれなく”行動許可が出されている。マスクなしで行動できるようになったりしている。それでもまた感染拡大に転じる国も出てくる。
日本では,制限しても国民は言うことを聞かず,「解除」「緩和」で普段の生活に戻す。ワクチンは拒否をし,検査は受けない。
つまり,対策も中途半端なら,国民のやる気も中途半端。規制も中途半端。(今回は,結論を出すのもバカらしいので,ここで中途半端に終えることにする)。