jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

もう一度,感染拡大の原因を追究し直すべきでは--駅,繁華街入口に「抗原検査の関所」設置を

筆者は,COVID-19の感染罹患がとにかく恐ろしいので,自らの行動を制限している。勤め先で全面的にテレワークを実施しているのは筆者1人だし,ワクチン接種も接種券配布の9日後に1回目,その23日後に2回目を終え,6月中に接種を完了した。その後の外出では,二重マスクを実施。相変わらずアルコール消毒液も常時携帯し,モノに触れなかった日でも帰宅前には消毒している。テレワーク中の外出は,イヌの散歩でもゴミ出しでもマスクを着用。外食なし,zoom会議,家族の行動への注意喚起も怠らない。

 道を歩く人,特にジョギングをする人が,マスクなしで行動している場面に出くわす。筆者は人とすれ違うときはできるだけその人と離れたラインを取ってソーシャルディスタンシングを図るのだが,一向にラインを変えずに近づいてくる人もまだまだ多い。COVID-19デルタ株変異ウイルスの感染力を考えると,恐ろしくて街も歩けない。

 それだけ警戒していても,このCOVID-19には感染する可能性がどこかにあると思っている。絶対に感染しない,という自信はまったくない。

 しかし,世の中には筆者の行動とまったく逆を行くのに感染しない人が多い。筆者の勤め先も,一度もテレワークせず,毎日通い続けている人たちばかりである。話を聞いても,筆者より年上でもまだワクチン接種をしていない人もいる。さすがにアルコール消毒液の常備,マスク着用,黙食は常態化したが,相変わらずパーティションもない。それでも,感染者はこの1年半で1人も出ていない。

 1年以上,飲み会は行われていないし,会食での打ち合わせもない。それが感染者が出ない理由なのかもしれない。

 重点措置から緊急事態宣言に変わっても,人流はまったく減ることもなく,逆にオリンピックの準備のためか,都内の人出は増えているようにさえ見える。これが原因か,感染者数は増加傾向にある。

 海外の例でも,マスクなし生活に戻した国が感染の再拡大が起きているようだ。

 総合的に判断すると,まず接触感染より飛沫感染,特にマイクロ飛沫による“飛沫花火”が空中に滞留することで,これを吸っての感染リスクが一番高い。

 飛沫花火の最大の原因は,くしゃみ花火である。くしゃみ花火が炸裂 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/13。マスクをしていてもマイクロ飛沫が漏れる状況を改善しないかぎり,飛沫感染を防ぐことができない。

 自分の場合を考えても,仮に感染して何らかの症状があっても,まずそれを隠そうとするのが人である。筆者も1年前に微熱が出たとき,ひょっとして感染したか,と疑ったが,すぐに医者に行くこともなく,手元にあった抗原検査キットを使うこともなかった。「もし陽性だったらどうしよう」「行動に注意して隠しておけないかな」とも思ったことも事実である。実際,症状があってもそれを隠して出社し,そこで感染拡大させた例は過去にも多くある。

 したがって,やはり感染した人を移動させないことが大事なのである。ロックダウンできない日本で人流を抑えることをお願いベースでは結局実現できない。ならば,人流の起点となる公共機関の駅での抗原検査陰性確認またはワクチン接種済み証の確認が必要である。ウイルスを持っていないと判定された人は,自由に移動していい。飲食店の営業も問題ない。最初からわかっていることではないのか。

 ワクチン接種が加速して,ワクチン接種済み証だけでオリンピック前にある程度のところまで行けると思っていたが,結局管理システムがバカで供給,接種に急ブレーキがかかってしまった。そうこうしているうちにオリンピックまで後1週間になり,何も解決しないまま,ズルズルと突入してしまう。オリンピック選手,選手関係者,マスコミ,いずれにもすでに陽性者が見つかっている。ワクチン接種もPCR検査も結局ダメで,バブルの内外の移動もデリバリーやボランティアなど,ワクチン未接種者でも自由にできている。せめて,オリンピックのバブルの中での感染ゼロが実現できればと思っていたが,どうだろうか。何とか抑え込むつもりだろうか。

 改めて提言するが,公共交通機関で県をまたぐ人流に抗原保持者を乗せないことと,繁華街単位で抗原保持者を地域に入れないことを実現するために,駅や繁華街入り口に「抗原検査の関所」を設置して,ホワイトゾーン(バブル)を確実に維持する検問所を設置してほしい。入館が自由な病院も,まず抗原検査をしてからの入館としてほしい。何しろ,若者のワクチン接種が基本的に0%なのだから,「抗原検査の関所」しか,いまは手段がないからである 「万全の対策」は存在しないが,店舗や交通機関入り口で足止めして抗原検査であぶり出すしかない。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/30。