jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

今日があの「3.11」とは思えないのはなぜ?--人類が互いに争いをすべき日ではないことを日本は発信すべき

2022/3/11。今日は,2011/3/11の東日本大震災から11年目にあたる。各地で震災を振り返る行事や報道が行われている。

 しかし,ウクライナ侵攻が続いているほか,ロシアによる北方領土でのミサイル実験,インドによるミサイル実験という報道が相次いだ。世界中が火器による争いの様相を呈している。

 過去2年は,COVID-19禍で十分な行事が行えなかった。今年もまだCOVID-19の第6波の影響で,移動も集まりもしにくい状況が続いている。

 そんな中で,プーチン集団によるウクライナ侵攻が続いている。東日本大震災で大きな被害を出し,今なお放射線の影響で帰省もできず風評被害も消えていない福島第一原発も,大震災の大きな被害の1つだということが世界中に知られているというのに,ウクライナにあるチェルノブイリ原発やザポロジエ原発に砲撃が加えられ,運転停止や電力供給の停止,管理信号の停止,そしてメルトダウンの危険にさらされている。占拠され,いつでも破壊できる態勢になっている。

 そこにロシアとインドによるミサイル実験のニュースが飛び込んできた。ウクライナ侵攻の当事者であるプーチン集団の動きはともかく,なぜここでインドが動くのかが,全く理解できない。信じられない。

 新型コロナウイルスによるCOVID-19禍は,人類に対する天罰と言える。人類が存在するはるか以前から,ウイルスは地球に存在し,多くの生き物がそのウイルスによって絶滅したかもしれない。共存の道を選んだ生き物がなんとか生き延びてきた。新型コロナウイルスも,手を変え品を変え,人類に襲いかかってくる。風邪やインフルエンザと同様,共存の道を選ぶしかない。ウイルスを駆逐することはできない。

 地震国,台風国である日本に,東日本大震災という大きな天災が降ってきた。これに引き続いて,南海トラフ地震や東京直下型地震が予測されている。平和な日本であっても,安心できない。いわば天罰がときどき落とされ,人に試練を与えるのである。

 かつて,ナポレオンがロシアに侵攻したときには,寒波と猛吹雪で侵攻に失敗した。今回のプーチン集団のウクライナ侵攻でも,何か天罰でも起きないかと淡い期待をしてしまう。

 日本は,今日3.11が東日本大震災が起きた日であり,原発メルトダウンした日であることを,世界に発信すべきではないか。そして,「冷静に考えてほしい」と訴えるべきではないのか。