曲がり角を回ろうとすれば、人はまず間違いなく角に近いコース取りをする。右からと左からとで同時にこのコース取りをすれば、ぶつかるのは自明の理である。しかし、多くの場合、人は近道を選ぶ。
まず、左側通行の約束をしたい。まっすぐな道ですれちがう時も、このルールがあればぶつからない。
そして曲がり角では、左に曲がる人が角側を通り、右に曲がる人が膨らんで大回りするということもルール化したい。
たったこの2つルールだけで、余計な気を使うことなく、道を安心して歩けるのである。
それにしても、歩道の中央を堂々と歩く人も多い。しかも、右にふらふら、左にふらふらと、ルートが定まらないので抜くに抜けない。これも、上の2つのルールで規制できる。
エスカレーターで止まりましょうという運動が始まり、埼玉県では条例にもなったが、相変わらずエスカレーター内歩行はなくならない。他都道府県で条例化する動きもない。埼玉県知事もその後何も言わない。ルールを決めても、アピールが継続的でないと実現しない。
東京では、左側に寄って止まり、右側を空ける。大阪は逆らしい。先の歩道歩行ルールも東西で変わるだろうが、その程度なら問題ないだろう。