jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

命を守るか、国を守るか--日本の選択は正しいと思う【要・追加分析】

新型コロナウイルス感染の国家間の対応の差が大きく開いてきた。オミクロン株になって引き続き感染確認者が増え続けている日本が、世界の中でも少し異なった位置にいる。

   アメリカやインドでは、すでに感染拡大は収まり、日常を取り戻している。経済も急速に回復している。一方、日本は感染者が増え続け、マスク着用のまま、経済も低迷している。

   他国は、桁違いに多くの感染者を出し、多くの人が亡くなった。最大のアメリカは、感染確認者数か9400万人、死者数が104万人、インドはそれぞれ4400万人と54万人である。集団免疫が獲得されて感染拡大が収束しつつある。インフルエンザと同程度の対応になっている。一方、日本は感染者数は1820万人だが、死者数は3万8000人と少ない。韓国もそれぞれ2300万人、2万6500人と、死者が少ない。感染をある程度抑えたために集団免疫が獲得されず、スプレッダーが街中をさ迷っているために収束しづらい状況にある。

   経済面では他国が有利になっているが、筆者は必ずしも日本が悪いとは思わない。特に死者数の少なさは、誇ってもいいと思うのである。

   今、日本でマスクなしを進めたら、それはゾンビが街を徘徊しているようなものである。理性ある人は、自主防衛のためのマスク着用と外出制限を続けるべきだろう。海外からも、日本人のマスク姿はゾンビに見えるのではないか。もう少し、感染状況を収まらせないと、誰も日本に近づきたくない。

   あとは、早く特効薬を開発してほしい。

【追加コメント】アメリカやインドが,多大な犠牲の下に集団免疫を獲得した,という仮定で話を進めているが,本当にそうなのかを検証してみる必要性があると思い始めている。海外での死者の多くがデルタ変異株ではないのか,オミクロン変異株での傾向が違うのではないのか,という疑問が生じたからである。単純な数字の集計なのだが,さっすがに期間が3年にも及ぶとデータの収集と分析に少し時間がかかると思われる。その結果によっては,日本の政策に対する評価も変わるかもしれないことを追記する。(2022/8/29)