jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

日本気象協会の「暴風域に入る確率」表が,なかなか地味にわかりやすい--これもマップにした方がよりわかりやすいかも

2022/9/19午前10時,台風14号はまだ九州北部にある。中心気圧が970hPaと,言い方がまた悪いが,上陸したことで勢力は衰えつつあるが,日本海に抜けるとまた勢力をキープするようになるかもしれない。

 休日のため,ブログを書きながら,台風14号の雨雲レーダー,進路予報,そして自宅周りの雨の状況をPCの画面で見ていた。ちょうど,神奈川から東京,埼玉,栃木にかけて長い連続した豪雨雲群がつながっている。しかし,雲の動きが不安定で,強く降ったりまったく降らなかったりで,予測がつかない。この豪雨雲群の周辺での降水パターンをもう少し数値化してくれるといいのだが,と思っていた。

 その中で,「台風14号の暴風域に入る確率」というページを,日本気象協会のホームページで見つけた 台風14号(2022年)の暴風域に入る確率 - 日本気象協会 tenki.jp

日本気象協会の「暴風域に入る確率」

 たとえば,関東地方を見てみると,長野県や群馬県が確率が高く,千葉県,神奈川県が低い。ということは,北に行くほど暴風域に入る確率が高い,と読むことができる。同じように他の地域を見ると,近畿地方,東海地方,北陸地方がほぼ100%と高いのは分かるが,東北地方がこれから高くなると表示されている。一方,北海道は確率は1~11%と極めて低い。規模を縮小しながら東北地方を通過する,ということを示している。

 これを日本地図にマッピングした方が,よりわかりやすくなると思う。

 筆者は以前,新型コロナウイルスの緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置の対象県を日本地図のように表示する方法を使ったが,ボックスを並べただけの表示で,あまり格好はよくなかった。Excel2019以降で,データを日本地図や世界地図にマッピングする機能があることがわかり,試してみたのが,次の図である。デフォルトの条件で示しているので,北海道のデータが反映されていない。

台風14号の暴風域に入る確率をExcelマッピング

 色使いなどは変更できるはずだが,とりあえず。Excelは嫌いだが,こういう機能はまたどこかで使ってみたいと思う。