jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

日中国交回復50年記念日--50年で両国とも様変わりしているのに維持する必要はあるのか

日中国交回復50年記念日を今日2022/9/29に迎えたという。50年前というと1982年である。日本は経済成長の真っ只中であり,世界の工場としてモノづくりの世界の中心であった。

 それから20年で,日中の立場はすっかり入れ替わった。半導体,液晶パネル,自動車部品など,かつての日本のお家芸だったモノづくりがすべて中国に移った。

 国交回復によって,日本はすべてを奪われ,GNPで中国に抜かれたことになる。正直言って,中国にとって日本はもはや脅威ではない。日本の持っていた高付加価値技術は,中国がすべて身につけた。日本のEEZにミサイルを平気で打ち込む行為も行われた。いつでも侵略できる,という意志表示である。

 すでに,日本は中国と対等な立場にはおらず,中国より下の位置にいる。国交回復時の首相は田中角栄という特異なキャラクターだったが,彼を越える人材は日本にはおらず,舐められっぱなしのうちに,すべての駒を中国が持っていってしまったのである。

 国交回復50周年などと喜んでいるのは,日本の団体だけであり,中国は次に日本をいかに侵略するかを考えていることなど,想像もつかない。気がついたら日本が中国の属国になっているのにである。ミサイルも,尖閣諸島へのヘリコプター発着場整備も,すべてさせるがままではないか。次は本土を狙ってくるだろう。

 筆者としては,国交回復を破棄し,中国の言いなりにならないようにすることを提案する。変な約束をすると,もうアメリカの助けを期待できない今,真剣な態度で対応に臨むべきだろう。中国を舐めてはいけない。