jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

AU(アフリカ連合)との連携でサステナブルな新天地開発を進められないか

人口減少の日本は,人口増加のインド,アフリカと密な国際連立国家を作る提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/11/15と書いた。その前に,そもそもアフリカが一致団結して,ヨーロッパ連合EU)のような経済圏を作るべきではないか,と思っていたら,アフリカ連合AU)というのがすでに作られていることを知った アフリカ連合(AU)|外務省。2002年7月のことだという。

 時期的に,日本が低迷の下り坂を転げ始めたころである。アフリカ諸国に対して,明確なメッセージを出すことはできなかったのではないか。それまでは,先進国としてお高く留まって上から目線で見ていた国々が,アジアを中心にどんどん発展し,それを指をくわえて見ているしかなかった。アフリカ諸国に対する視点も同様だが,アフリカ内部の混乱によって,政治,経済ともに安定も成長もできていない状況で,低迷する日本との関係は深まることもなかったのではないか。

 先のブログで書いたように,ひょっとしたらアフリカが日本の救世主になるかもしれない現在,手をこまぬいていては,先行する中国にまたパイを奪われてしまいかねない。

 干ばつが続き,食糧をロシアやウクライナ,中国などからの輸入に頼っているアフリカ諸国は,食糧事情も衛生環境もまだまだ貧弱である。電力事情も不安定。そして政治も不安定である。病気に対する医療体制も不十分。産業も不十分である。

 人口の増加が止まらないという問題はあるものの,魅力的なのはその広大な大陸である。かつて,砂漠緑化計画が作られ,日本の技術も参入して保水ができる方法が試され,作物も作られてはいるが,結果は出せていない状態ではないか。今こそ,日本アフリカ連合の新たな土地として,エネルギー,食糧の開発と供給基地を作ることができるのではないか。

 地球の環境が悪化する道を突き進む中で,やれ月に行くだの火星に移住するだのと,夢物語を語る人も出てきた。資金力からすれば,実現は不可能ではない。しかしだれがいまさら不毛の月や火星に行こうとするだろうか。だったら,アフリカ開発は少なくとも空気と水と太陽を十分に享受できるという意味では,非常に魅力的なフロンティアに見える。

 正直,電車通勤をしている男性の半分は,髪が白かったり,ハゲていたり,ヨボヨボと歩く高齢者である。残りの中年から若い男性も,DDH(デブ・デカ・ハゲ)が半分で,働く人としての意欲や熱気を感じない。まるでゾンビのようにうつむいて歩いているか,スマホ画面を見て耳の穴にBluetoothイヤホンを押し込んでゲームに夢中になっているかである。まったく生産性を感じない。

 どうせ,日本ではもう給料は期待できないのだから,思い切って新天地で活動してみるのも悪くない。個人のボランティア精神だけで参加するJICAも結構,その他の民間団体の活動の一環として教育を中心に協力するのも結構。だが,もっと戦略的に大量に協力体制を作る必要があるのではないか。

 政府が本気度を示してほしい。もし本気に日本-アフリカでWin-Win関係を作るのなら,一枚絡んでもいいかなと思ったりするのである。