jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スマホ用に「Access Viewer」を設定--ファイルメーカーのテーブルを変換して利用することに

筆者の「ファイルメーカー」愛については,何度も書いてきた。Androidスマホ用のファイルメーカーソリューションについても報告した(Androidでのファイルメーカーソリューションが登場していた--とりあえず使うことはないが,試してみたい気持ちにはなっている - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/6/1)。最悪でもExcelにテーブルをエキスポートして,これを検索すれば使えないことはない,とまで言っていた。
 しかし,表計算データの決定的な欠点は,1データをうまく1画面に表示する方法がないことである。
 デスクトップのExcelだと「フォーム」という機能があるので,1データの各項目を縦位置に並べて表示できる。しかし,モバイル版のExcelにはこの機能がないし,google spreadsheetでの「フォーム」はアンケート作成機能であるgoogle formとの連携用である。
 そこで今回は,逃げ回ってきたMicrosoft Accessでのソリューションを考えることにした。Android用のカード型データベースを以前いくつか試してみたのだが,今ひとつ使い勝手が良くなかった。
 Android用のAccessとしては,サブスクリプションのOffice365が提供されている。今回はデータベース作成を考えないので,Access Viewer系のアプリを試してみた。ネイティブのAccessファイルを開くことができるアプリ「Viewer for MS Access Database」を試してみた。
 PCでファイルメーカーの住所録ファイルを,Excelファイルとしてエクスポート。Accessで新規データベースを作成し,このExcelファイルをテーブルに読み込んで保尊する。あとは適当な方法でスマホに転送すれば終わりである。
 Viewer for MS Access Databaseでこのデータベースファイルを開くと,見事に住所録データを開くことができた。一覧画面での検索絞り込み後,フォームで開くこともできた。
 どうも,データを利用するだけならこれで十分なようである。これを機会に,Accessももう少し触ってみようかとも思っている。