第10週の新型コロナウイルス感染症の拠点医院での感染確認者が15.91になった。第8波のピークの半分ぐらいまで来たと見える。
新型コロナ 感染警戒レベルの基準設定を検討 厚労省 (msn.com) 2023/8/4。結局，厚労省も五類指定変更以降の拠点医療機関の平均感染確認者数が「何を意味するのか」について，まったく分析も検討もしていなかったことになる。言わんこっちゃない。
前週から4ポイントも急増したのは，新潟（12.98→18.51），石川（19.08→24.13），鳥取（19.97→25.52），佐賀（27.44→31.79），長崎（22.94→30.29）など。
一方，急速な蔓延をした沖縄は減少傾向となっており，22.43→17.59と全国平均に近づいた。48.39をピークに11週で元のレベルまで戻った。これを全国に当てはめると，全国の1 日の感染確認者は345,642人と，第8波のピークだった2023/1/7の238,927人や，第7波のピーク2022/8/19の261,004人を超えたところでピークアウトすると予想する。ピークは10月末ごろである。年末まで半年は猛威を振るうと筆者は予想した。
さて，厚労省や各自治体がのんびりと基準設定している間に，増えるだろうなと思えるのである。東京は11.12人。このままピークアウトの傾向になってほしいものである。
