jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

19週でピークアウトと判断--全国平均で注意報レベル以下になったが,医療機関の抗原検査が疎かにならないか心配

新型コロナウイルス感染症(Covid-19)が五類指定に変更後,19週(約5ヶ月)が経過した。定点観測の値の全国平均値は8.83人。注意報レベルを下回った。

19週。全国平均で8.83人。第9波はピークアウトと判断。

 第15週の20.50がピークで,そこからピークアウトしたと判断できそうである。

19週の各県の様子

 北海道が横ばいだった以外は,各県ともピークアウトを示していると思われる。ただ,これからの寒くなる時期,インフルエンザの感染も拡大している。Covid-19の症状も急な発熱であり,インフルエンザの症状と似ている。ピークアウトしたとの判断によって,医療機関での診断がインフルエンザが優先され,Covid-19の抗体検査が行われずに感染が見逃されるて数値として現れなくなる懸念,およびインフルなら熱が下がれば勝手に動き回る可能性があり,これによってまた感染が潜伏したままになる可能性も否定できないと考える。

 世界全体を見ることもなくなってしまい,筆者も現在の最新情報がどこにあるのか,確実な情報がない。WHOのデータを久しぶりに見てみたが,読み方がよく分からない状況である(WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard | WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard With Vaccination Data)。

 ざっと見ると,ここ1週間で,世界で新規に登録された感染者数は15,353人。イタリアが6,465と多いのだが,他国のデータがほとんど空欄なので,今ひとつよく分からない。日本の数字も入っていない。グラフで見ると各国でほとんどゼロに近いようにみえるのだが,実態は今ひとつ判断できない。もう少し時間をかけて分析してみる必要があるかもしれない。