jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

自分の分身飛ばしにもう少し配慮を--咳くしゃみだけでなくフケ、汗、髪のホコリも

潔癖症を売り物にするタレントがテレビでも見かける。そのある意味で極端な行動で笑いを取るのだろう。本人は至って真剣なのだが、周囲からは距離を置かれてしまうかもしれない。

    筆者は潔癖症ではないが、他人のある種の行動に対しては嫌悪感を覚える。

    新型コロナ禍以前の2002年から外出時のマスクは欠かせない。1つは花粉症防止であり、もう1つは他人の吐いた息、特に咳やくしゃみによる唾液飛沫やマイクロ飛沫を少しでも防ぐためである。現在、電車の中で書いているが、2m以内に2人がマスク無しで咳やくしゃみをしており、マスクの隙間がないようにチェックしたところである。

    夏場は汗が気になる。汗を拭いた手でつり革を持つ姿を見ると、素手でつり革を持ちたくなくなる。みんなよく平気だなと思う。その手は顔をいじったり、鼻をほじったりするのも見かける。ゾッとするのである。

    さらに、頭を掻いてフケを飛ばしたり、皮膚の痒みを思いっきり掻き続けたりすると、皮膚片が飛び散る。女性の場合は、髪をむやみにかきあげたり、頭を振ったりすると、髪に静電気で引き寄せられて付いたホコリが飛散する。髪が直接、周囲の人の顔に当たるのも困ったものだが、髪にホコリが付いていることなど気にもかけない。

    唾液には感染症のウイルスや細菌が含まれるし、口内の常在菌も含まれる。皮膚片にも常在菌が多数含まれる。汗のなかにも菌が多量にいる。こうした自分の「分身」を世の中に撒き散らすのは,マナー違反,エチケット違反である。実際,咳・くしゃみエチケットは,新型コロナ禍で大いに盛り上がり,マスク非着用者を糾弾する“マナー警察”なる行き過ぎた行為まで行われた。つり革やエスカレーターの手すり,エレベーターのボタン,テーブル,券売機のタッチパネル,ドアノブなどが定期的に拭き取り対象になった。しかし,今は拭き取り行動はまったく見られなくなった。

 ギフト用の小さな巾着袋を手にはめて,吊り革を持つようにした件 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2023/11/16)以来,この布製の巾着袋は常備し,つり革を持つ必要ができたときには取り出して使用している。少しでも直接接触を避けられているという安心感がある。汗を拭いてはその手でつり革をつかむ,という行動を繰り返したり,隣のつり革に次々に移動していったり,といった状況を見るにつけて,やはりしばらくはこの巾着袋作戦は続けようと思っている。

 それにしても,くしゃみはどんな人でも出る可能性があるから仕方がないとしても,咳が出る人はノドの不快感を少なからず持っているはずである。そういう状態のときに,マスクをしようとしない態度は許せるべきものではないと思うのである。