新型コロナウイルスが下火になってきているが,インフルエンザやプール熱,そして中国では別の感染症が流行ってきているという。ヒトと感染症の戦いは,終わりそうにない。
感染症対策として,マスク,手洗い,換気,ワクチンというのは常識なのだが,新型コロナの話題が出なくなった今,いずれも励行している人は減っている。特にマスク着用は1割にも満たない。
2020年に感染が拡大してから,在宅ワークを2年続けた。電車に乗る機会もほとんどなかった。始発駅のため,なるべく席に座るようにしており,吊り革につかまることもなかった。
しかし特に2023年には満員電車が戻ってきた。電車の遅延も増え,途中で急行に乗り換えなければ間に合わないといった事態もたびたび起きた。立って吊り革につかまる機会も増えた。
しばらくはポケットティッシュを手のひらに広げて,吊り革につかまるようにしていた。吊り革を直接握るのが嫌だったからである。
当初,手袋を使うことも考えたが,手袋が汚れてしまい,それを隠すことができないことに気づいた。裏返すことも,洗うこともままならない。
いろいろ考えているうちに,何か袋状のものを手にはめることを考えた。ビニール袋や,ペットボトルホルダーなども考えた。
そこで見つけたのが,100円均一ショップのプレゼント用品売り場の中である。プレゼントを入れる小ぶりの巾着袋である。
これを手にはめると,こんな感じになる。
使わないときは,この袋を二つ折りにしてポケットに入れて持ち歩く。裏返すことも考えたが,汚れた側を内側にして二つ折りにするだけで十分だった。
手袋と違って,左右どちらの手にはめることもできるのがポイントである。この生成りの布袋は,電車の中で使ってもそれほど目立つこともない。巾着のヒモは結び直して,袋が割けないように固定している。
まあ,これだけのことなのだが,洗濯もできるし,100円で3枚入りというのもリーズナブルである。汗ばむことも,滑ることもない。なかなかいいアイディアだと思うのだが,いかがだろうか。(見た目に違和感を持たれるかもしれないが・・・・)。