jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マスクとウイルスの関係をもう一度考える

現時点では、マスクは全員が付けなければならないアイテムである。その理由を、感染者(非症状者を含む)と非感染者に分けて考えてみる。

 まず感染者。くしゃみや咳が出る人にとっては、飛抹飛散防止のために是非マスクを付けてほしい。

 症状がなくても感染している人がいる。自分は感染していないと思っても、「ひょっとして感染しており、他の人に移すかもしれない」と思って、マスクを付けてほしい。

 感染していない人にとっては、他人の飛抹を直接受けないためにマスク装着をしたほうがいい。また、手指に付いたウイルスを不用意に口や鼻、目の粘膜から感染させないために、マスクは役立つ。決して、ウイルスを直接防ぐために役立つ訳ではない。本当に防ぐには、防毒マスクが必要である。

 さて感染している人(無症状の人も含む)のマスクは、基本的に内側にウイルスが捕捉される。マスクの上で数時間から数日で感染力が無くなると言われているが、基本的には毎日廃棄すべきである。その処分の方法も、手指に付けないように気をつけて外し、他に拡散しないように慎重に袋の口を封じ、扱ったあとの手は確実に洗うことが求められる。病院での医師による取り扱いと同じ注意が必要である。これがなかなかうまくできない。院内感染というのもこの例が多いのではないかと思っている。

 一方、非感染者のマスクは、基本的には外側にウイルスが付く。したがって、マスクの外側に触れないように注意される。

 しかし、一般の人がマスクを付けて歩いても,実はその周囲に感染者がそれほど多くいる訳ではない。また、ソーシャルディスタンスの中に入ることもそれほど多くない。

 したがって、非感染者のマスクは、それほどウイルスに汚染されない。1日使ったら使い捨てるのは、あまり利口なやり方とは思えない。

 もちろん、マスクの上で雑菌が増殖し、これを吸い込んで肺炎にならないとも限らないから、清潔さを保つことは重要である。しかししょせんは自分の吐く息や口内細菌が主なメンバーである。誤えんよりも細菌の量は少なそうだ。簡単な消毒で十分連続使用ができると考えて実践中である。