jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

修正)Bluetoothオンの問題点

厚生労働省による「接触確認アプリ」が公開されて3日が経った。https://jeyseni.hatenablog.com/entry/2020/06/20/130312

筆者もダウンロードし,情報収集に協力をしている形だが,一つ困った問題が起きた。これは筆者だけのことなのかもしれないが,メモとして残しておこうと思う。

 「接触確認アプリ」の必須事項として「Bluetoothをオンにしておく」必要がある。スマホ同士がBluetoothの機能を使ってアドホック的にお互いに相手の状態を探り合い,距離と接触時間を検出しているためだ。

 ところが,筆者の場合はBluetoothのイヤホンも利用しているため,Bluetoothがオンの状態ではBluetoothイヤホンにも接続され,音声はBluetoothイヤホンで出ることになっている。

 ところが,Bluetoothイヤホンは,常時耳に入れているわけではない。Bluetoothがオンの状態では,電話の音声もすべてイヤホンの方にしか流れなくなってしまう。

 これまでは,イヤホンを使うときだけスマホBluetoothをオンにして接続し,使い終わったらスマホBluetooth機能はオフにしていた。Bluetoothイヤホンを使用して音楽を聴いているときに電話が入れば,声はイヤホンから聞こえてくるので問題なかった。

接触確認アプリ」のために常時Bluetoothをオンにすると,Bluetoothイヤホンの電源をオフにしておけばいいのだが,ペアリングしてあると自動的に接続されるBluetoothイヤホンもあるので,これがなかなか難しい。

【修正】Bluetoothの接続設定で,「電話」「Music」などを選択できるため,「電話」のチェックを外しておけば,入電時にスマホ本体で通話ができなくなるという問題は回避できる。

 筆者のBluetoothイヤホン歴も結構長い。最初は,一般的な有線イヤホンを差して使うペンダント型のアダプターだった。胸の前で目で見ながら音量を調節したりMP3プレーヤーの動作制御ができる製品だった。プレーヤーとの間がケーブルから解放され,いい規格ができたものだと感心していた。その後,両耳の間を弓状につなぐ製品を試してみた。「片耳だけ外す」という使い方ができなかったが,しっかりと両耳に入ったため,外出には適した製品だと思った。

 その後ついに耳に直接はめ込むタイプに移行した。現在はこのタイプが主流だが,当初は正直,耳から外れて落ちてしまうのではないかと懸念していた。実際,落ちてしまったことも何度かあり,落ちた衝撃で割れてしまった製品もあった。また,両耳でそれぞれスマホBluetooth接続をするため,片方が途切れたり,若干の音のズレがあったりした。その後,規格の進歩で音のズレ問題はなくなった。それでも駅のポスターにあるように,耳に直接はめ込むこのタイプのイヤホンの紛失が多いことはよくわかる。しかし,確かに便利である。ケーブルと身体がこすれることによるノイズがないのは快適だし,それなりに工夫した形状により,首をかなり振っても,ジャンプしてもそうそう落ちるものではない。

 しかし,先に書いたように,このBluetoothイヤホンを常時装着しているわけではないので,電話の音声には気をつける必要がある。ちなみに筆者のクルマについているカーオーディオは,Bluetooth接続でスマホやMP3プレーヤーの音を飛ばして車内のスピーカーで聞くことができる。ここでもそう言えば以前,電話の音がカーオーディオに接続されてしまった経験がある。経験が生かされていない。

 スマホで電話する場合,若い人はイヤホンで相手の声を聞きながら話すというスタイルに慣れているようだが,おじさんはやはり手でスマホを持って耳をスマホに当てるスタイルで電話してしまう。大事な電話を逃すのはビジネスマンとしては問題だが,「接触確認アプリ」も動かしておきたい。もう少し研究が必要かもしれない。

 情報を修正し,再びBluetoothオンで街中に出ることにする。