アメリカの高校生が,口元が透明なマスクを作ったというニュースを見た。
https://www.youtube.com/watch?v=f_MYb0lkOdM
耳の不自由な友人が口元を見て理解できるよう,口元を透明にしたマスクを作ったという話である。
マウスシールドを使えば,口元が見えるため,教員や塾の講師など,話をする仕事には適していると書いたが,マウスシールドの上下には隙間があるため,マイクロ飛沫の拡散までは防ぐことができないという欠点があった。アメリカの高校生の作ったマスクは,布マスクの中央を透明にした形で,マイクロ飛沫の拡散も防ぐことができる点が優れている。
透明シールドの部分が曇らないように,歯磨きをこすりつけるというテクニックも紹介されていた。 よく考えたと思う。耳が不自由で,唇の動きで会話を読む人々にとっては,役に立つマスクである。
マウスシールドをベースにして同じことができないか考えている。使い捨てマスクの中央に穴を開けて,マウスシールドと重ねて使えばいいかもしれない。これはまた検討してみたいと思う。