jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

k-pop → ダンス → 若者 → セクシー(が魅力か)

k-popをBGMにして聞いている。なかなか新鮮でいい感じである。Internetラジオなので,ダンスやアーティストの顔はわからない。ところが娘が,○○というグループが今人気だなど,具体的な名前が出てくると,やはり曲を歌って踊っているグループ名や,その振りなどがどうなのか,気になってきた。

 動画として見るとなると,とりあえずYoutube。アーティストのプロモーションビデオを集めたコンテンツや,ランキングコンテンツなどがあった。さすがにk-popである(残念ながら,これがトルコの音楽,となると選択肢が一気に少なくなる)。

 動画のアピール力は,やはり強力である。というか,BGMではなくなって,じっと見入ってしまう。時間を決めて,視聴することにしている(つもりである)。

 BGMとして歌詞を流しで聞くともなく聞いている,というスタイルではなく,画面をじっと見ていると,ダンス,表情,ファッションなどが気になり,逆に歌詞が聞こえなくなってくる。で,娘の言っていたアーティストの名前が画面に表示されたりすると,そういう目で見てしまう。

 いわゆるキレッキレのダンスが踊れるのは,やはり若者だからかなと思う。男性グループも女性グループも10代~20代と若い。アイドルとして評価されている。この辺りは,日本のアイドルも同様でろう。キレキレのダンスと甘い顔立ち,という点で共通している。

 さて,おじさん世代から見ると,若者の一人ひとりの見分けがつかなくなってきている。基本的にみんな美男美女で,服装も同じ,ダンスの振り付けも同じ。髪型や髪色で目立つ人はわかるが,それ以外はみんな同じように見えてしまう。特にk-popのアイドルは,アルバムごとに髪型を変えることも多いという。

 日本の女性アイドルグループの特徴は,「可愛らしさ」であるように思える。まるでアニメの世界のリアル版のようである。アニメから実写版へという流れも多い。

 一方,韓国の女性アイドルグループの特徴は,「セクシーさ」であろうか。振り,目つき,衣装のどれも男性を魅了する要素を持っているように思う。ストレートに表現されている。

 同様に,男性アイドルグループも,日本は「幼なげ」な一面を持つカッコよさ,韓国は「セクシー」なカッコよさを持っているように見える。お化粧をしたり,整形手術もしたりしており,女性の持つような妖艶さを見せているようにも思える。

 このようなグループダンスユニットは,日本と韓国の特徴かもしれない。比較的細身で,ヴァイオレンスの匂いを抑え,男女をお互いに魅了する。距離が近いだけに,勘違いすることも多いだろう。

 結局,このような女性の視覚的アピールによって,これまでどおりのカップリングの動機になり,お互いが中途半端な関係となって,不幸な結末が生まれるのではないか。女性はこれまで同様に男性に従う立場に甘んじるしかないのか。

 筆者がk-popにはまった理由は,その音の響き,音楽性,言葉の面白さなのだが,現実的には女性ダンスユニットのセクシーなダンスを見ている自分に気づく。聖人にはなれそうもない。理性がその欲望を押さえることが必要だが,前頭葉の萎縮によって我慢ができなくなる可能性が高まる時期が目前に迫っている。親父ギャグを書き始めたら,脳の老化だということになるのかもしれない。