jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

鉄道会社と飲食店が交代。人流を抑える新たな対策を提案

3回目の緊急事態宣言の延長がほぼ決まったようである。筆者は,ただ延長しても意味がない,とコメントした 「緊急事態宣言」「蔓延防止等重点措置」を延長しても意味なし。公共交通機関の乗車時の全員抗原検査で対応 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/6。

 このコメントでも書いたが,もっと端的に新しい方法を提案する。これまでの「飲食店」中心の制限をやめて,その代わり「鉄道会社」を制限することで人流を止めることである。主役と言っては申し訳ないが,「主役交代」をスパッと行うのである。

 飲食店,百貨店は,お客様が来られることで日銭が入る。休みや時短をすれば,その分の収入がなくなる。これに対して鉄道会社は,8割の収入が定期券購入者ですでに先払いで確保している。1ヶ月,人流を止めることによる収入源は少ない。3ヶ月止めたとしても,影響は限定的である。

 新型コロナウイルスが日本で拡大を始めた2020年の初め,筆者は感染している可能性のある人を電車に乗せない措置を取るべきだとコメントした 国土交通大臣は,公共交通機関に乗車・入場禁止をさせるべき。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/2/21。このときはまだマスク着用の習慣がほとんどなく,車内も密集,換気も奨励されていない段階だった。電車という閉鎖空間の中でマスクなし換気なしで密にいる状態での感染拡大を防ぐのが目的だった。現在は,電車内での感染リスクは下がっているが,無症状の感染陽性者の移動を阻止できていない。電車の運行を止めるか,電車に乗る前の抗原検査を全員行うことで,都心への感染陽性者の流入を防ぐことができ,東京をホワイトゾーンにできるからである。

 もちろん,人流が減り,都内での人の数は半減するだろう。したがって,飲食店の客足は減る可能性はある。しかし,都内の感染陽性者がいない状態であれば,時短要請をする必要はなくなる。

 とにかく,ダラダラと期間を延長しても意味がない。言葉の魔力も消えてしまっている。思い切った措置の転換を図るべきだと考えるのである。