jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロックダウンをするなら,阻止力の権限委譲を

“ロックダウンのような強力措置 国に求める”神奈川 黒岩知事 | 新型コロナウイルス | NHKニュース 2021/8/20。筆者が2週間という短期のロックダウンで効果を上げる方法を提案したのは,2週間の完全封鎖でケリをつける!! - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/5/2。結局,強行的な手段を何も講じずに,飲食店だけ時短要請しただけで,人流抑制をしなかった(というかする方法は今現在もない)。

 アメリカでもフランスでも,ロックダウンと言えば州兵や軍隊がマシンガンを持って抑止に当たる。戒厳令の際に取られる措置である。日本では,緊急事態宣言を宣言,つまり,結局,「緊急事態宣言」って「大変だ大変だ」と騒いだだけのことなの? - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/3 で,何の抑制措置も取られなかった。いまもって同じ状況である。

 ロックダウンするなら,①移動可能な人のトリアージュ。医療関係者,物流関係者,公共交通機関関係者は緑色で移動可能。一般人は基本的に赤色で移動不可である。黄色はたとえば飲食店関係者だが,デリバリー以外の供給はできないこととする。国民全員に色分けしたカードを配布する。②赤色カードで移動した人,また黄色カードで理由なく移動した人を抑止,拘束する権限を,すべての警察,公共交通機関職員に与える。③黄色カードを持つ人の移動について,公共交通機関の利用前に抗原検査を実施し,陰性証明を発行する。

 この際,刑事も交通警官も機動隊もすべて,人流を抑える業務に携わるようにすべきではないか。とりあえず,オリンピック時に警備で全国から集まった2万人の警察官を,東京,神奈川,千葉,埼玉の県をまたごうとする人流を抑えるための業務に当たらせ,違反者は確保,勾留し,また緑色カード,黄色カード所持者に対しては,強制的に抗原検査を受けさせる権限を持たせるぐらいの措置が必要だと思う。「大規模災害等に際して内閣総理大臣から緊急事態の布告が発せられたときは,警察庁長官は,警視総監及び道府県警察本部長に対し,必要な命令,指揮を行う。」(公安委員会制度)とあるので,菅総理の命令の下で,松本光弘(第28代)警察庁長官が全国の警察に対して指揮できるはずである。

 また,自衛隊についても,内閣総理大臣の指示で動くことができる。まさに現在のCOVID-19禍は「大規模災害」(ただし広域低密度)なのだから。

 あとは,公共交通機関が警備会社などのサポートの下で改札口での人流阻止できる権限を持つことである。警備員の手配は,国がすべきであろう。おそらく,暴力行為も行われるので,実力で阻止する必要があるからだ。駅の職員はその訓練を受けていないので,警備会社が担当するのがスムーズだと思われる。

 もちろん,自治体の職員も加勢すべきだし,政府関係者,国会議員も先頭に立って人流を抑える仕事をすべきであろう。自分たちはぬくぬくと公舎の中にいて事態を見守るだけというのでは,本気で足止めを食らう一般国民は納得しないだろう。