jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

COVID-19は「広域低密度災害」。モニタリングネットワークが鍵を握るはず。

2021/8/13 とうとう全国の1日のCOVID-19感染確認者が2万人超え(20,365人),東京も初の5000人超え(5773人)となった。8/11に政府の専門家組織「アドバイザリーボード」座長の脇田隆字・国立感染症研究所長が「災害レベル」と表現し,小池東京都知事も「今まさに最大級、災害級の危機を迎えている」とし,「コロナも豪雨も同じ災害」と表現した。

 九州で継続している線状降水帯による大雨は,九州から中国地方,四国,近畿,北陸の各所で土砂災害,水害を引き起こしており,引き続き長野県などでも災害が起きる可能性が予測されている。いわば日本全国が災害地域なのだが,危険地域は,崖などの斜面地域と,河川の流域にある程度絞り込むことができ,避難所も指定できる。万一災害が起きた場合は,時間との勝負になるが,救援のための自衛隊などの活動もある程度集中して対処することができる。いわば「広域局所的災害」である。

 一方COVID-19は,都内で1日5000人が感染確認できているとして,現時点で毎日3000人に1人が感染していることになる。町内で1人が毎日感染している,という感覚である。その1人がどこで感染したかが分からないが,しかしどこで起きてもおかしくないという厄介な災害である。つまり「広域低密度災害」である。

 仮に自衛隊が出動しても,対応不可能な災害なのである。「災害クラス」と呼ぼうが「制御不能」と呼ぼうが勝手だが,陽性者の声をモニタリングする仕組みが正直言って必要である。

 1つは,海外からの入国者の行動観察をするために使われている「MySOS」パルスオキシメーターの表示を紫色を含む「トリアージュ」で示すことの提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/10,あるいは「google spreadsheet」google spreadsheetでパルスオキシメーターのトリアージュ情報を患者と保健所が共有できる仕組みの提案【図,数値修正】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/11 など,モニタリングネットワークではないかと考える。

 健康パスポートとしての「MySOS」の機能アップを期待する。