遅い!遅い!(もう遅い?) - jeyseni's diary 2021/1/27 のブログで,非常用電源の確保にガソリン発電機を考えていると書いたが,メンテナンスが厄介で,ほぼ月1ぐらいに点検しないといざというときに動かないという話を聞いていた。
カセットボンベを使う機種が出てきて,これも検討していたのだが,2時間しか連続して使えない,というのは心もとない。カセットボンベ自体も,5年ぐらいで寿命がくるらしい。
検索していたら,プロパンガス発電機(低圧LPガス発電機)というのを見つけた。家庭用のプロパンガスボンベから切り替えてガスを供給すれば,100時間ぐらいの連続運転が可能というものである。価格も20万円ぐらいと,手が出ないところではない。
問題は,ガソリン発電機と同様,エンジンを回転させるため,排気ガスと騒音が出ることである。排気ガスには一酸化炭素が含まれるため,屋内では使えない。屋外で使えば周辺にガスと音を撒き散らす。「地域で共同で使う」といったことを前提に申し合わせて導入する必要がありそうだ。
また,性能保証のために,地域のプロパンガス業者と契約して導入する必要もあるようだ。自治体で導入することを前提として検討した方が良さそうである。
逆に,各地のガス業者は,非常時用に数十台確保して,現地に設置してくれないものかなと思ったりもする。自動車メーカーが,電気自動車を災害地に貸し出すことを進めているように,何とかならないものだろうか。