jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

家庭内感染拡大を防ぐのは難しいことを実体験--どこに対策の抜けがあったのか,いまだに不明

筆者宅で新型コロナウイルスが確定された日のブログである 我が家の新型コロナ感染対応--オミクロンはやはり感染力が強かった - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/3/24。発熱外来でのPCR検査がこの2日前の3/22。症状を訴えていたのがさらに2日前の3/20,という具合に認識していたのだが,実際,わずかな異変を感じていたのは,さらに2日ほど前になるのではないかと思う。その前に無症状の期間が2日あるとすると,感染罹患したのは3/16前後ということになる。

 第6波のピークが過ぎた,と言われている中で,本人も,また周囲も,いろいろな意味で緊張感がなくなって来ていたのは事実であり,これは筆者の場合も緊張感はかなりなくなりつつあったことは認めざるをえない。万一,つまりまさか使わないだろう,と高を括っていたもののN95規格マスクを購入したのが2/21 「N95」準拠(と書いてある)マスクを準備--万一の家庭内療養のために - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/2/21。今,自宅ではこのマスクを着用して看病に当たっているのだが,医療従事者が着用している水色のマスクであり,緊張感が一気に高まっている。

 家族は,症状を訴えたころから,家の中でもマスクを着用し,トイレは2階のみに指定,タオルの共用もなくし,風呂も最後に入るようにした。食事は部屋で取り,トレイやトビラの取っ手などのアルコール拭き取りなども,家族全員で気をつけて進めてきた。換気も行ってきたと思っている。

 それでも,感染拡大が続いている。息子に続いて母親に症状が出て陽性判定が出た。下の娘も喉の痛みを訴えて発熱外来でPCR検査を受けた。そして上の娘も昨日3/27に頭痛を訴え始めた。最初に息子が喉の痛みを訴えてからまだ1週間も経っていない。家族5人のうち4人が不調,2人が陽性,という状況で,残るは筆者だけなのだが,3回目のブースター接種も終えているとはいえ,感染罹患しないという保証もなく,また感染しても無症状というケースである可能性もあり,判定がしにくい。

 それにしても,家庭内に感染者がいったん出ると,感染拡大を防ぐのはなかなか容易ではないことを改めて認識した。自己隔離した息子に食事を運ぶなどの接触をしていたのは基本的に母親だけで,筆者もビックリするぐらい徹底的に対策をしているように見えていたのだが,結果としては罹患してしまった。外に出ていないので,息子から感染したことは明らかだろう。

 1人目の感染確認者が出てから,まだ寒い季節なのだが家中の換気扇4台は回しっぱなしし,アルコール消毒,手洗いも徹底していたはずだが,次々と感染が拡大している。これ以上の対策する手立てがないと思っており,感染ルートはほとんど見当がつかない状態である。

 いまのところ,2人の陽性者の症状は改善しており,保健所から送られてきたパルスオキシメーターによる測定数値も,健常人と変わらない。オミクロン株は感染力は強いが,ワクチンの効果も相まって中等症や重症になる人の割合が少ない,というのが数字的な特徴だが,とりあえず現在は幸運にも軽症の中で推移できており,ありがたいことだと思っている。

 あとは,現在何となくそれらしい症状の出ている2人が,陽性なのかただの風邪なのか,そして最後に残った筆者がこのまま感染を受けずに済ませられるのかについて,追ってレポートしたいと思う。しかし,感染拡大を止められなかったという意味では,参考にはならないのが残念である。