筆者は無名の弱小ブロガーなので，勝手なことを書かせていただいている。新型コロナ禍においても，被害を最小にするための極めて常識的なコメントをしてきた。最悪のシナリオを描いているのは，地球温暖化の歯止めが効かなくなることによる全世界的な不幸である。その前に人の知恵や理性によって，何とか食い止められることを期待している。
ロシアのプーチン大統領の集団によるウクライナ侵攻が1ヶ月にも及び，事態はどんどん不穏なシナリオに進み始めている。しかし理性の効かない人物はとんでもないことをしかねないことも確かである。
だからといって，まるで他人事のようなコメントをする評論家が多すぎる。「最悪のシナリオ」を予測するのなら，それを回避するための方策も同時に提案すべきだろう。言いっぱなしなら誰でもできる。知識人なら無責任で勝手な予想とコメントすべきではないだろう。
かつては，テレビのワイドショーがゲストコメンテーターに無理やりにでもコメントさせていた。これはワイドショー側の策略でもあり，これに乗せられたゲストにももちろん責任はある。しかし現在，知識人と言う人達は，自分のブログで無責任で勝手なコメントを自分の意志で掲載し，情報拡散させている。これはこのコメントをする人物の理性のなさを自ら表明しているようなものなのだが，それにも気づかない。
特に，人の命に関わるようなことについて，軽々しくコメントすべきではないと考える。当然のことながら，これをリツイートする人も，ポータルサイトに引用するニュース管理者も，理性のなさをさらけ出していると考える。
