jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

国土地理院の標高Webサイトも使い出がありそう--地域をじっくり検討しよう

浸水防止のためにブロック塀の継ぎ足しを考える--土地区画の区切りを活かせるか検討中(標高アプリも活用) - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/8/18 で,いくつかのスマホアプリを入れてみた。「スーパー地形図」というアプリを紹介する。今の場所だけでなく,地図の中心の標高が次々と表示される。地図を表示したまま移動すると,リアルタイムで標高表示も変わる。単なる歩数計よりも,高度差も感じながら移動すると面白い。記録を取ったり,断面の高度変化を表示させたりできる。地図の表示を立体的なものに切り替えるなど,使い方もいろいろできる。全機能を使える試用期間は5日。このほかにも,同様のアプリがいろいろあるようだ。

 PCでじっくり調べる場合は,国土地理院が2012年から公開している「標高がわかるWeb地図」(http://saigai.gsi.go.jp/2012demwork/checkheight/index.html)が良さそうである。

saigai.gsi.go.jp 

 各自治体が発表しているハザードマップも,おそらく基本的には国土地理院の標高情報に基づいて作成されていると思われる。

 データがピンポイントでしか分からないので,それなりに広いエリア全体をイメージしながら,水の気持ちになって,どのような動きが予想されるかをイメージしながら,災害に備えたいと思う。

 ちなみに,大雨のときに水が溜まる危険のあるアンダーパスなどの標高データも,地図を最大に拡大すると読み取れそうである。さすが国土地理院。と思ったら,ほかのアプリでも確認できた。

 正直言って,ハザードマップは今1つ危機感が感じ取れない。自分の住んでいる地域が洪水や地すべりなどの危険がある地域だと分かったとしても,「じゃあどうすればいいの」という解決策がない。避難ルート,避難所の確認はそのときはしても,また非常食や非常持ち出し袋の準備はしたとしても,おそらく実際に災害が起きるまでは人は行動はしない。

 国土交通省の ハザードマップポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/ )も,洪水や地すべりなどの危険度は示しているが,ゲリラ豪雨や線状降水帯による道路冠水の危険性などは表示できない。

disaportal.gsi.go.jp 

 なかなかブックマークしていても,普段は気が付かない情報である。スマホアプリでもうひと工夫してもらえるといいかなと思ったりする。