jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

浸水防止のためにブロック塀の継ぎ足しを考える--土地区画の区切りを活かせるか検討中(標高アプリも活用)

床下・床上浸水対策を考える--孔だらけ,隙間だらけの構造を1つずつ塞ぐ工夫を事前に綿密に考える必要あり。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/8/17 と書いて,正直言ってあまりの課題の多さに実現を疑ってしまった。床下浸水さえ防ぐのは難しい。

 筆者宅の場合,浸水には2つのパターンがある。1つはメインストリートの冠水が駐車スペースや玄関から流れ込むパターン。もう1つは裏を流れる小川が溢れて地域全体が水没するケースである。

 メインストリートの冠水は,これまでもゲリラ豪雨などで何度か経験している。まだ筆者宅までは流れてきたことはないが,現在起きているような線状降水帯などによる長時間の大雨が降った場合は,床下浸水程度の水量が流れてくることが十分考えられる。

 家の周りを見てみると,周囲を低いブロック塀がほぼ1周取り巻いている。ただ,駐車スペースが完全にオープンになっていることがわかった。駐車スペースが冠水するほどになると,家の基礎に開いている換気口から簡単に水が侵入することがわかった。

 まずこの駐車スペースの大きな開口からの浸水を防ぐことを考えたいと思う。幅は約4mある。水圧と強度を考えると,厚さ3cmぐらいの1枚板を渡した上で隙間を埋めるなどの方法が考えられるが,適切な材料が入手できるかどうかは不明である。自宅にあるこの長さのものとしては折りたたみ式のはしごがあり,これを渡した上で仕切り板を固定するなどの手順を考えてみようと思う。同時に,表側の基礎の換気口を塞ぐ方法も考えてみたい。

 この駐車スペースからの水の侵入を防げると,その水は隣の家の庭を通って裏の川側に流れていくことを期待している。

 一方,裏の川の越水が起きた場合は結構たいへんである。いちおう,裏の家よりは50cmほど高い位置にあり,さらに周囲に高さ20cmほどのブロック塀をめぐらしてあるので,川に近い住宅よりは浸水までに時間を稼げるとは思っている。しかし,このブロック塀を越えるほどの越水があった場合は,一気に筆者宅に流れ込むことになると思われる。

 地図を見ながら考えていると,自分のいる場所の標高をつかむ必要性を感じた。googleマップやYahooマップを見てみたが,等高線が見えるほど差がなかった。そこで,スマホのアプリを探してみると,GPSを使って標高を表示するアプリと,国土地理院の地図から標高を表示するアプリが見つかった。GPSを使うアプリは,実際にその場に行く必要があるようなので,日にちを改めて自宅周辺を歩いて計測してみようと思う。地図からは,筆者宅と川の越水面との差が60cmと表示された。これにブロック塀の20cmを加えた80cmが筆者宅の浸水の目安となるという目安を知ることができた。1mの越水は当たり前に起こりそうなので,ブロック塀の継ぎ足しもいずれ考えないといけないかもしれない。