jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

5回目ワクチン接種は都内の大規模接種会場を選択--接種慣れなのか確認が甘くなったのか,やや不安も

2022/11/7,新型コロナウイルス対応ワクチンの5回目の接種を受けた。4回目接種が7月だったので,約4ヶ月未満での接種である。

 もともと,4回目からの接種は5ヶ月先とされていた。この期間が3ヶ月に短縮された。2022年7月の第7波が8月末のピークアウト後,収束しないうちにさまざまな経済活動が再開され,屋外マスクなし推奨も宣言され,11月からはほぼ前週比1.3倍ペースで感染拡大が進んでいるように見える。これを第8波にさせないために接種の前倒しが実現した。9月に接種した人でも,年内に追加接種することで,感染罹患リスクと重症化リスクを下げることが期待されている。

 現在接種可能なのは,デルタ変異株とオミクロン変異株の両方に免疫効果のある二価ワクチンである。さらに,オミクロン変異株も,1次派生株のBA.1に対応したタイプと,2次派生株のBA.4,BA.5に対応したタイプがある。

 日本で増加傾向にあるのが,BA.5ウイルスだが,BA.1対応タイプでも十分な抑制効果があるとされている。とはいえ,BA.5にも対応と書かれているタイプを接種したい,という気持ちがやはりどこかで働いてしまった。筆者の自治体から送られてきた接種券で県内の医療機関で接種を受けようとすると,すべてBA.1対応タイプだった。しかも,接種予約状況を見てみると,最短でも11月20日過ぎになることがわかった。現在のBA対応ワクチンの接種率は,対象者の6.8%と非常に少ないという。

 筆者は,都内に通勤しているので,東京都の大規模接種会場での接種が可能と知り,予約状況を確認したところ,接種券が届いた翌週の昨日,予約をすることができた。

 当初,都内に設置された自衛隊運営の大規模接種会場は,報道で見る限り,何となく寒々とした雰囲気で,淡々と接種作業が進められている,という雰囲気だったが,今回訪れたのは一般病院で,その会計窓口前の多くの座席のある待合所での接種だった。

 席に案内され,そこにワクチン入り注射器を載せたカートを押しながら看護師が席の間を移動し,順次接種する方式だった。接種後も同じ席に座ったまま15分間の様子見をし,各席に取り付けたタイマーのベルが鳴ると帰宅できる,という流れだった。これまでのクリニックでは,待合室の席に座り,接種の際は診察室に移動し,接種後はまた待合室に戻る,という移動を伴う接種だった。接種後に立ち上がって移動しなければならず,筆者よりも高齢者にとっては大義そうだった。ただ,接種は医師によるもので,調査票の確認も的確に行われていたことと,診察室で1人ずつ接種するためにプライバシーが守られるという安心感はあった。大規模接種会場は,大人数を扱うためにより合理的な方法が選択されたのだなと判断したが,女性も男性も同じフロア内で接種を受けることに,抵抗のある人もいるかもしれないと思った。

 また,クリニックでの接種の際は,運転免許証やマイナンバーカードなど,顔写真入りの身分証明書の提示が求められたが,今回は接種券の提示だけで受け付けが完了した。また筆者は予約枠で時間指定して接種を受けたが,何となくフリーで来場しても接種できたのではないかと思われるほど,かなり多くの接種者がいた。また,接種会場ではBA.1対応タイプとBA.5対応タイプの2種類の選択ができたはずなのだが,どちらのタイプか明確に聞かれることもなく,席に案内された。接種直前のヒヤリングでも,ワクチンの種類の確認がなかったので,念のため確認する羽目になった。この辺りも,少し管理が甘いかな,という気持ちだった。

 とりあえず翌日の段階では,接種箇所にやや筋肉痛がある状態で,発熱はまだない。ただ,3回目接種の際は,1日半経過後に微熱が出てびっくりした経験がある。今日は1日様子を見ている。何事もなければいいのだが。

 冬場に入り,インフルエンザとのダブル感染拡大を筆者は懸念している。積極的なワクチンのダブル接種,積極的なテレワークを,筆者としては続けたいと思っている。「日本人はマスクを二度と外せないのではないか」とか「いつまでマスクをしているのか」といったウイルス防御を否定する個人評論家の発言も目立つ。時間厳守で電車通勤しなければならない一般人の立場をまったく理解していないと筆者はいつもあきれている。特効薬が完成すれば,元の生活に戻してもいいと思うが,マスクのいい加減な着用と咳・くしゃみマナーのない人たちと電車密室に30分も入れられる一般人の生活では,自己防衛をせざるを得ないのである。