jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

話がいつも脱線してスミマセン--一方的な批判ができないタチなので

msnやYahooなどのポータルサイトのニュースを見ていると,ニュースの事実報道とともに,さまざまな評論家のコメントが表示される。

 筆者は,基本的に他の人のコメントに対して賛成も反対もするつもりはない。また,こうしたポータルサイトでは,それぞれの評論家のブログをかいつまんで「こいつはこんなことを言っている」というまとめ方をしているように見える。

 だいたい,評論家はゴチャゴチャと話が長い。ブログでも延々と何ページもめくらされるのが常である。ニュースをピックアップする人はそんな解説に付き合ってはいられない。話のポイントだけをピックアップして紹介しているだけである。

 その紹介の仕方が適切ならば問題ないのだが,どうも話にポイントのピックアップの仕方にバイアスがかかっているように見える。そもそも,タイトルに書かれていることが本文中にほとんど見当たらないことも多い。単純に,ポータルサイトに来た人の目を引き,クリックして開けさせるためだけのタイトルであることが多い。

 しかも,その内容が長い話のほんの一部だけを使っているだけなので,かなり過激なコメントになっているように映ることが多い。筆者も単純なので,「こいつはいつもこんな主張ばかりしている」とか「こいつの主張はずいぶん幼稚だな」といった感覚で見がちなのだが,本当はそうではないのかもしれない。

 一方で,ワイドショーのコメンテーターの一言コメントが,大々的にピックアップされることも少なくない。驚くようなコメントが掲載されているが,実際にワイドショーを見ていて,話の流れでちょこっとコメントした言葉がそのまま使われているケースも多い。

 現在は,こうやって無意味な情報が興味本位で拡散するのだなと理解し,その危険性も感じる。さらにその発信元情報も同時に拡散する可能性があり,実に危険である。

 筆者は,常に自分のこれまでの体験を基準に物事を見ている。自分と考えが合わない意見については,そういう見方もあるんだ,という冷静な判断であり,それを批判することも非難することもない。むしろ,問題点に対して自分なりのソリューションを提案することがこのブログの真髄だと思っている。したがって,答えを出せないテーマについては,コメントができない。

 ただ,戦後の高度成長期を生き,基本的にプラス思考で物事を考えているので,汗水を流して働くことの価値観や,人と違うアイディアを出して挑戦してみる姿勢や,世界中の人が仲良くなれる世界を実現したいと思っている。

 その中で,犯罪が行われ,不正行為が行われ,カネの力,権力の力に忖度することが行われ,相手を殲滅する武器で支配しようとする人たちがいることに,正直言って地球の未来はないなと感じることも多い。大量のカネが動くからといって,世界的な美術品を傷つける環境団体を応援する気にはなれないし,ただ抗議するだけで具体的なソリューションを提案しない「立ち止まり運動」にも賛成できない。とにかく,知恵を使って新しいアイディアを生み出し,そこに一生懸命になる,というアピールが必要である。

 「文化財は貴重だが,この収益の一部を環境活動に提供してほしい」という正当な主張があれば,ひょっとしたらこうしたマネーゲームで楽しんでいる富裕層も多少の考え方を変えるかもしれない。破壊行為,暴力行為は,主張ではなく犯罪である。